「氣志團万博」今年は開催見送り　ももクロ、HYDEら迎えたスピンオフイベントを有明で

氣志團がオーガナイズする音楽フェスティバル「氣志團万博」の今年の開催が見送られ、10月9日に東京・有明アリーナでスピンオフイベント「One Night Festival ～天挑五歌仙大演會～」が行われることが発表された。

「氣志團万博」は2003年に氣志團の大型ライブとしてスタートしたイベント。2012年からは千葉・袖ケ浦海浜公園でのフェス形式のイベントとして行われており、ジャンルを問わない多彩なラインナップで毎年話題を呼んでいた。新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年は配信イベントとして行われ、2021年は開催が見送られたものの、2022年は3年ぶりの有観客開催を実現していた。

今年の開催見送りの理由を、氣志團の綾小路翔（Vo）は「昨今の社会情勢を受けたインフラの状況や各企業様との関わりの変更など、取り巻く環境の変化に大きな影響を受けた事は間違いなく、ここで一度、次の十年のありようをじっくりと検討することに切り替えました」と説明。しかしすでに2024年の開催に向けて動き出しているとのことで「当方の座右の銘は『不撓不屈』。めげない。しょげない。くじけない」「皆様には再びお力をお借り出来ればと存じます」と意気込みを明かしている。

スピンオフイベント「One Night Festival ～天挑五歌仙大演會～」には氣志團のほか、ゴールデンボンバー、湘南乃風、ももいろクローバーZ、HYDEと「氣志團万博」ではおなじみのアーティストたちが集結する。またウェルカムアクトとして、超ときめき♡宣伝部の出演も決定した。チケット先行予約は氣志團の公式ファンクラブにて6月25日まで受付中。各出演アーティスト公式サイトでの先行予約受付も6月27日18:00にスタートする。

なお綾小路は今年1月より声帯の手術のため歌唱活動を休止していたが、9月13日に東京・LINE CUBE SHIBUYA（渋谷公会堂）で行われる氣志團のワンマンライブ「氣志團現象2023 綾小路翔カムバック・スペシャル『赤狼煙～AKANOROSHI～』」で復帰することも発表された。