「映画ドラえもん」は空に浮かぶ誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷・パラダピアを舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げるストーリー。公開記念舞台挨拶には永瀬と藤本のほかに、監督の
また司会者の「お二人とも小さい頃からドラえもんが大好きだと思いますが、実際に声を吹き込んで作品になった今回の経験はご自身にとってどんなものになりましたか?」という質問に、永瀬は「一生の宝物ですよね。僕はこの先ずっと覚えていることやと思いますし、将来自分の子供ができたときに『これ自分やで!』と言わずに観せてみたいです。自分の人生に今回の経験は絶対に生きてくると思うので、本当に大切で素晴らしい時間になりました」、藤本は「自慢でしかないですよね。小さい頃からドラえもんを観ていて。きっと自分の孫の代も観るだろうから本当に自慢でしかないです(笑)」とそれぞれ回答。堂山監督は制作の日々を振り返りながら「今回の映画はみんなの“らしさ”をテーマにしようと思っていて。『ドラえもんってこんな表情するのかな?』『のび太君ってこういうセリフ言うのかな?』と、寝ても覚めてもドラえもんたちのことばかり考えていたので、大変でしたけどとても貴重な日々だったなと思います」としみじみと語った。
イベント中盤には永瀬と藤本に対する質問コーナーが設けられた。ジャイアンの「2人にとってのユートピアはどんなところか教えてください」という映画にかけた質問に、永瀬が「それはもう今ですよね。ドラえもんの映画を観てくださった皆さんの前でこうしてお話できていることだったり、映画を観たあとの空気感を感じられたりとか。本当にこの作品に携わることができて、皆さんからの反応を直接受け取れたという意味で今がユートピアです」と答えると、会場から温かな拍手が送られた。藤本は「私は……布団の中かな(笑)」と笑いを誘いつつ、「あとは毎日子供たちや旦那さんと一緒にいることだったり、子供にワーッと怒ることもあるけどそれすらも幸せなんじゃないかなって思ってます」とコメント。これを聞いたドラえもんは「普通であることや日常が一番幸せなのかもしれないよね!」と頷いた。
「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」は昨日3月3日より全国の劇場で公開中。
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