公式サイトでの発表によると、鮎川は昨年5月に膵臓がんが発覚し、医師から余命5カ月程という宣告を受けたとのこと。しかし鮎川本人の「みんなに心配をかけたくない」という強い希望から病気を公表せず、治療を続けながらライブ活動を続けてきた。昨年末には激しい腹痛のため一時入院したものの、ここ1カ月はライブへの復帰を目指して自宅で家族とともに回復に努めていたという。鮎川の通夜および葬儀は2月4日に東京・世田谷区の星かげの迎賓館にて、2015年に亡くなった妻・シーナと同様に“ロック葬”として執り行われる。
鮎川は1948年に福岡県久留米市で生まれ、1970年にロックバンド・サンハウスを結成。1978年には妻・シーナとともにSHEENA & THE ROKKETSを結成、同年10月にシングル「涙のハイウェイ」でデビューした。2015年2月にシーナが子宮頸がんのため亡くなったあともオリジナルメンバーの奈良敏博(B)、川嶋一秀(Dr)とともにバンドを継続。昨年11月にはデビュー45周年とシーナの誕生日を祝うライブを東京・新宿LOFTで開催したばかりだった。
※記事初出時より葬儀会場が変更しました。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ @kerasand
最後にお見かけしたのは下北沢のトンカツ屋さんでした。共演させて頂いたのははるか昔のこと。本当にカッコよかった。悲しいです。どうぞ天国でも、シーナさんの横でガツンとギターをかき鳴らしてください。
https://t.co/UTQSRq7MHf