理芽、山田悠介の小説「サブスクの子と呼ばれて」にテーマソング提供

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理芽の新曲「狂えない」が、山田悠介の新作小説「サブスクの子と呼ばれて」のテーマソングに決定した。

理芽

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山田悠介「サブスクの子と呼ばれて」表紙

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サブスクの子と呼ばれて

山田悠介「サブスクの子と呼ばれて」
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10月25日発売の「サブスクの子と呼ばれて」は、“ヒトのサブスクサービス”が普及した日本の児童養護施設で暮らしていた怜と仄花を中心に物語が展開する作品。テーマソング「狂えない」は、理芽のメインコンポーザーである笹川真生が作詞作曲を手がけている。理芽は山田悠介作品のテーマソング担当について「実はあたし『好きな本は?』と聞かれたら『山田悠介さんの作品!!!』と答えるほど大好きで、小学生の頃から沢山の作品を読んできました。そんな推しである山田さんの作品に今回携わることが出来てとても光栄です」とコメントしている。

YouTubeで公開中の「サブスクの子と呼ばれて」のプロモーションビデオでは、新曲の一部を試聴することができる。

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理芽 コメント

どうも、理芽です。「サブスクの子と呼ばれて」のPVテーマソングを新曲「狂えない」で担当いたしました。作品に対する愛と願いを声に込めて歌いました。実はあたし「好きな本は?」と聞かれたら「山田悠介さんの作品!!!」と答えるほど大好きで、小学生の頃から沢山の作品を読んできました。そんな推しである山田さんの作品に今回携わることが出来てとても光栄です。楽曲を担当するにあたって今回の新作も一足早く読ませていただいたのですが、冒頭からこれは面白い作品だと分かる一作です。現代に生きるあたしたちだからこそ理解できる、自由さと恐ろしさ。とても考えさせられます。「サブスクの子と呼ばれて」是非ともお楽しみに!

笹川真生 コメント

わたしが学生だった頃、「毎朝、始業前に10分間、本を読みましょう」という、「朝読書」という習慣がありました。各々が好きな書籍を選んで読むことができたのですが、同級生の多くが山田さんの作品を選んでいたことを記憶しています(わたしもその内のひとりでした)。あれから時が経ち、いま山田さんの作品に音楽として携わることができ、感慨深いです。「サブスク」を名に冠した今作ですが、わたし自身、月にいくら支払っているのか把握できない程にサブスクリプションに浸かっています。ぜひ小説といっしょに、音楽も楽しんで頂けたら幸いです。

山田悠介 コメント

「サブスクサービスが爆発的に浸透している中、いつかこんな世界が来るかもしれない......」そんなアイデアから生まれた物語です。主人公の怜や仄花は商品として契約者のもとへと派遣されていきますが、「ヒト」は「モノ」や「サービス」とは違います。結果、悲劇が起きてしまいます。商品なら返品もできるし、使わなくなったら捨てればいいかもしれません。でも人はそうはいきません。人との絆は便利さや面白さ、お金では計れません。だからこそ怜たちは苦しむことになります。この物語を通して、周りにいる大切な人との絆について、見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。最新作「サブスクの子と呼ばれて」ぜひ読んでみてください

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