iKON、2年半ぶりの来日で日本のファンへの愛を語る「カッコいい姿で会いたかった」

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iKONが約3年4カ月ぶりの日本作品となるニューアルバム「FLASHBACK [+ i DECIDE]」のリリースを記念して、7月6日にマスコミの合同取材に応じた。

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左からSONG、BOBBY、JAY。

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iKONは7月2、3日に兵庫・ワールド記念ホール、7月9、10日に東京・国立代々木競技場第一体育館で日本ツアー「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」を開催した。2年半ぶりの来日公演開催にあたって、CHANは「本当に長い間待っていてくださったiKONIC(iKONファンの呼称)の皆さんに感謝しています。神戸公演から、本当にたくさんの声援を送ってくださいました。これから皆さんとたくさんお会いする機会があればと思っています」と感慨深げ。BOBBYは「休みの日に街の中を歩いてみたんですけど、大勢の方が僕たちに気付いてくれて、愛の言葉をかけてくださって、本当にありがたかったです。皆さんは前から素敵でしたけれど、2年半を経てまたさらに素敵になったなという気持ちになりました」と愛おしそうに語った。JAYは「2年半ぶりだから、日本のファンの皆さんは僕たちのことを忘れてるんじゃないかなっていう不安な気持ちもありましたけど、ライブをやったら変わらずたくさん来てくださって応援してくれて感動しました」と胸をなで下ろし、「長い時間会えなかったから、気持ちを2倍、3倍返したいという気持ちでいました。カッコいい姿で会いたかったし、みんなを満足させたかった。もっとがんばって準備してライブをやりたいです」と意気込む。SONGもJAYと同じく「忘れられてしまっていたら……」という心配があったそうだが、「神戸でコンサートをして、その心配はなくなりました。歓迎してくれて、たくさんの人の前でライブができて幸せでした」と笑顔を見せた。

JAYはツアーの見どころについて「今回はカッコいい姿をお見せしたくて、盛り上がるライブをやりたかったので、そういう感じの曲をたくさん入れました。ちょっと体力的に大変な部分はありますが、ファンの皆さんが目の前にいるから、それを見て力をもらって踊れる」と話し、「あと、MCを面白くしたいというのがあって。しばらく日本語をしゃべれていないから、そういうところをがんばって準備しました」とアピール。CHANは「みんな空白の時間を感じさせないくらい、がんばって日本語を話していたので胸がいっぱいになりました」とメンバーを讃えた。

日本に来て食べておいしかったものを尋ねられると、JAYは「たくさんありすぎて。ひさしぶりに日本に行けるということで、何を食べようかなって楽しみだったんですよ」と頬を緩める。CHANが「油そばをみんなで食べました」と話すと、SONGは「油そばは本当においしすぎます!」と熱量たっぷりに賛同。JU-NEも「みんな油そばはめちゃくちゃ好きです」と油そばを推しながら「僕はステーキ。麻婆麺も好き。あとは牛丼とか、いっぱいあります」と述べた。JAYは「僕は今回初めて蟹しゃぶを食べたんですけど、すごくおいしくて。今日また食べちゃおうかな」と目を輝かせ、BOBBYは「僕はしょっぱいものが好きなんですけど、日本のポテトチップスはちょっとしょっぱいのでたくさん食べてます」と話す。DKは「僕はお肉が好きなので、焼肉やしゃぶしゃぶ。最近一番好きなのは日本の牛タン。本当に好き。今日も食べてきました」と語った。「今後日本でやってみたいことはありますか?」という質問には、JU-NEが食い気味に「あります! 富士山を登りたいです!」と回答。司会者から「メンバー皆さんで?」と聞かれると、JU-NE以外のメンバー全員が慌てて首を振り、DKは「富士山はとても美しいですけど、登るのはきっとすごく大変です……」と苦笑い。DKは日本でやりたいことについて「やっぱり5大ドームツアー。夢です。2年半前にツアーをやったときに『僕たちの夢は5大ドームツアーです』って言ったんですけど、今も変わらないです」と改めて思いを口にした。

7月13日発売のアルバム「FLASHBACK [+ i DECIDE]」には、iKONが本国でリリースしたミニアルバム「FLASHBACK」「i DECIDE」とシングル「Why Why Why」にそれぞれ収録された楽曲の日本語バージョン11曲に加え、パッケージ盤のみのボーナストラックとして「AT EASE」の韓国オリジナルバージョンが収められている。JAYはアルバムのポイントについて「いろんなジャンルの曲が入っているアルバムです。特にリードトラックの『BUT YOU』は僕たちがやったことのなかったような曲で、iKONの挑戦です」とコメント。DKが「JAYさんとBOBBYさんと僕は一緒にがんばって曲を作りました」とメンバーで曲作りを行ったことに触れると、BOBBYは「どんなふうにメロディを作っていったらいいのか、メンバー1人ひとりに魅力があるのでどういうふうに見せていったらいいのかを考えながら制作していきました。JAYさんとDKさんも参加してくれたので、僕が知らなかったメンバーの魅力を教えてくれて、お互いのことを知れる時間でした。楽しかったです」と充実した表情で語った。

左からDK、CHAN、JU-NE。

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アルバムの“推し曲”の話題になると、JU-NEは「『NAME』という曲が一番好きです。ファンの方々も喜んでくれていた記憶があるから。コンサートでも『NAME』を歌うパートがいいと思います」とコメント。「NAME」の作詞作曲に参加したDKは「作ったとき、メールで『この曲どうだった?』ってみんなに聞いたら『いいですね。レコーディングしよう』って言われてありがたい気持ちでした」と述べ、歌詞については「悲しいストーリーのドラマを見て、こんな雰囲気の歌詞がいいなと思って書きました」と述べた。SONGも「NAME」が推し曲だそうで、「エネルギーにあふれたiKONも魅力的だけど、一方で僕はバラードを歌うiKONも魅力的だと思っています。コンサートでは、強い曲から始まって、中盤くらいにワンテンポ置いて『NAME』のような曲を歌うと、ファンの皆さんが没入して聴き入ってくれるんです」と語った。JAYは自身が作曲に参加した「DRAGON」を推し曲に挙げて「ライブでこれを歌ったら絶対盛り上がると思って作りました」と話し、CHANも「僕のおすすめも『DRAGON』。神戸のライブで披露したんですが、皆さんの反応が熱かったです」と興奮気味に語った。

リードトラック「BUT YOU」のミュージックビデオの撮影エピソードを尋ねられ、JU-NEが「撮影した日は僕の誕生日だったんです。遅くまで撮影したんですが、みんながお祝いしてくれて。ケーキをもらったし、みんなに拍手されて、いい思い出になりました」とうれしそうに語ると、JAYは「メンバーがいてよかったですね」とにっこり。JAYからは「ミュージックビデオにクラブでのシーンがあって。シャンパンを開ける場面があるんですけど、CHANは末っ子だから、シャンパンを開けたことがないみたいで緊張していて。シャンパンが2本くらいしかなかったので、一発でちゃんとやらないとダメだったんですよ。がんばって集中してやっていましたね。映像ではカッコよく開けている感じになっているんですけど、実際はちょっと下手だった(笑)」という撮影の裏話も。CHANは「シャンパンを開けたことがなかったので緊張していたんですが、できあがったミュージックビデオを見ると、カッコよくて楽しそうに開けていたのでよかったです。監督さんありがとうございます」と満足げの様子だった。

これからのiKONの未来の話になると、JU-NEは「ポエム的に言うと……」と前置きをし、「今自分が歩きたい道を勇気を持って凛々しい気持ちで歩くことが大切。誰よりも大きな勇気を持って歩きたいと思います」と力強く宣言。JAYは「これからもいろんな挑戦をするiKONでいたいですね。そして世界で愛されるiKONになりたいです」と決意を述べた。「皆さんにとってiKONとは?」という質問に対して、CHANは「iKONは家族ですね。当然一緒にいますし、一緒にいて気が楽ですし、とても楽しい。もちろん楽しいことばかりではないけど、それも含めて家族。一生一緒にいたいと思います。だから本当に家族です」と回答し、BOBBYも「家族という言葉以外が見つからない。僕のことを幸せにしてくれる存在」と穏やかに話す。JAYは「たとえ仕事で出会った関係であっても、僕は今まで1回もそう考えたことはない。悲しいときは一緒に泣いたり、幸せな時は一緒に笑ったりするのが僕たち。これからも仕事は関係なく、一生一緒にいる。そういうお互いに力になれる関係でありたいです」と語った。DKは「iKONは“家”です」と答え、SONGは「僕にとってiKONは“卒業のない学校”。iKONとしてたくさんのことを学ぶことができましたし、大切な友達もできました。これから未来に向かってどんなふうに向かって進んでいったらいいのかについても一緒に悩んでいける」と話す。JU-NEは「iKONは僕にとって“聖書”だと言いたい。iKONとして活動しながらiKONICにお会いすると、厳かな気持ちになって感謝の気持ちも生まれてくる。僕にとっては聖書」と述べた。

合同取材の最後にはメンバーが1人ずつiKONICに向けてメッセージを述べた。CHANは「iKONICの皆さんがいつも僕たちのそばにいてくださって感謝しています。一緒にいる時間は本当に幸せ。これから長くいられるように一生懸命がんばります」と伝え、BOBBYは「僕たちはいつもアーティストとファンとしての間柄じゃなくて友達のような間柄になりたいと思っています。人種や国籍を超えて、iKONICと交流していきたいです」と語る。JAYは「今からもっとたくさん会いたいって言いたいです。そしてiKONICがいるから僕たちもいると言いたいし、愛してるって伝えたいですね」とまっすぐに述べ、DKは「iKONICは僕たちのすべて。iKONICが存在の理由。たくさん愛してくれて感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の思いを口にした。SONGは「ひさしぶりのライブだから、日本の皆さんが僕たちのことを忘れてしまっていたらどうしようと思っていたのですが、その心配は一気になくなりました。皆さんもずっと同じ気持ちで待っていてくださったので、心配することはありません。iKONICの皆さんをどうやったら幸せにできるかを考えて、初心を忘れずにいたいと思います」と優しい眼差しで話し、JU-NEは「iKONICとiKONはお互いに力をもらっている関係。ずっと素敵な関係を続けたいです」とiKONICに言葉を贈った。

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jzzz | ʙᴏʙʙʏ 🌦️ @jzzzindaeyo

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Bobby: We always want to be friends, not artists and fans. I want to communicate with iKONIC regardless of race and nationality.
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