フィッシュマンズ幻の曲が郁子、旅人、Boseら参加で完成

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フィッシュマンズが多数のゲストを迎え「フィッシュマンズ+」名義で制作した、20分を超える大作ナンバー「A Piece Of Future」が配信リリースされた。

宇川直宏のデザインによる「A Piece Of Future」のジャケット。

宇川直宏のデザインによる「A Piece Of Future」のジャケット。

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「A Piece Of Future」は佐藤伸治が生前書き下ろした最後の作品と言われている楽曲。1998年にフィッシュマンズのライブツアー「8月の現状」で演奏され、佐藤の逝去により実現はならなかったものの、その後レコーディングも予定されていた。

今回のレコーディングに参加している「フィッシュマンズ+」のメンバーは、茂木欣一、柏原譲、HAKASE-SUN、木暮晋也、zAk、勝井祐二(ROVO)、原田郁子(クラムボン)、七尾旅人、カントゥス、Bose(スチャダラパー)、小山田圭吾(Cornelius)、UA、やくしまるえつこ、永井聖一、飴屋法水、沢田穣治(CHORO CLUB)、大野由美子(Buffalo Daughter)という豪華な顔ぶれ。ジャケットデザインは宇川直宏が担当している。

この曲は本日4月11日よりDIY HEARTSにて10日間の期間限定で配信され、明日4月12日よりOTOTOYでも配信開始。これら2サイトでは手数料を除く売り上げの全額が震災義援金として寄付される。さらにその後4月21日よりiTunes Storeでの配信もスタート。なお、DIY HEARTSでは限定特典としてマンガ家のウィスット・ポンニミットによるイラストが同梱され、OTOTOYではDSDやWAVファイルの高音質配信も実施される。

zAkコメント

未来のテープレコーダーに記録されたメッセージ

今年でちょうどFishmansデビュー20年目にあたり、
2月頭から始まったこの(+)というささやかな違いのプロジェクト、
思いがけない形で起こった震災からちょうどひと月後、
さまざまな人と共有した音たちが花開くことになりました

これから”再生”される音はあらかじめ決められた”未来”ではなく、
そのカケラ(情報)を自分たちの手でえらびとった結果です

音楽の解放と共有によって、時間という概念の亡霊に囚われない
”新しい人”が生まれることを願います

音楽は何かを伝えるために、
あなたの前にまた姿をかえて現れるかもしれません

フィッシュマンズ+メンバー

茂木欣一(Dr)
柏原譲(B)
HAKASE-SUN(Key)
木暮晋也(G)
飴屋法水(Sound Effect)
UA(Vo)
大野由美子(Mini Moog)
小山田圭吾(G)
勝井祐二(Violin)
カントゥス(Cho)
沢田穣治 with Strings(Strings Arrangement)
永井聖一(G)
七尾旅人(Vo)
原田郁子(Vo)
Bose(MC)
やくしまるえつこ(Vo)
zAk(Engineer)

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はるまき @h4L609

たぶん名盤
https://t.co/RmDEs0Wkhd

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