1967年に結成してから長らくアルバムを制作せず、1991年8月に「'67-'69 STUDIO et LIVE」「MIZUTANI -Les Rallizes Denudes- 」「'77 LIVE」という初の公式アルバムを3タイトル同時リリースした裸のラリーズ。今回発売されるのは、2019年に死去した中心人物の水谷孝(Vo, G)がかつて構想していた“第4のアルバム”を、約35年の時を経て具現化したもので、1991年発売の3タイトルと並行して制作が進められていたという。
ユーマチックやオープンリール、DATなどさまざまな媒体に残された素材には、「Disque 4」「Record No.4」といった表記とともに“4”の数字が記されており、それらが4作目のための音源であったことを示唆。さらに、A面とB面に分けて20数分ずつにまとめようとした痕跡も確認されている。
複数のソースから集められた楽曲は、1976年録音のスタジオ音源を中心に構成されており、水谷がかつて「『'77 LIVE』と同じメンバーによるスタジオアルバムが存在する」とほのめかしていた証言とも符合する。しかし1990年代初頭はアナログからCDへの移行期であり、アナログ盤でのリリースは困難を極めたため、計画は実現しないまま“幻の第4作”となっていた。
「Disque 4 -'76 Studio et Live-」は、水谷が選び抜いた素材から、昨年発売された「拾得 Jittoku '76」にも収録されている「イビスキュスの花 或いは満ち足りた死」を除いた楽曲を再構成。水谷の残したマスターをもとに、オリジナルに近いテープも発掘して使用し、
水谷以外の参加メンバーは中村武志(G)、楢崎裕史(B)、三巻敏朗(Dr)。ライブでは轟音と長尺演奏で知られるラリーズだが、本作はスタジオ音源を軸に1枚のアナログにまとめたことで、アグレッシブなノイズの洪水というイメージの奥に潜む抒情性が、より鮮明に浮かび上がる内容となっている。
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裸のラリーズ「白い目覚め」
裸のラリーズ(Les Rallizes Dénudés)「Disque 4 -'76 Studio et Live-」収録曲
CD
01. 黒い悲しみのロマンセ 或いはFallin’ Love With / Romance of the Black Pain Otherwise Fallin’ Love With
02. 夜の収獲者たち / Reapers of the Night
03. 夜の風 そして 夜明けのロウソクの炎 / The Night Wind, The Candle Flame at Dawn
04. 鳥の声 / Bird Calls in the Dusk
05. 白い目覚め / White Awakening
06. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
07. The Last One_1976(CDのみボーナストラック)
アナログ
SIDE A
01. 黒い悲しみのロマンセ 或いはFallin’ Love With / Romance of the Black Pain Otherwise Fallin’ Love With
02. 夜の収獲者たち / Reapers of the Night
03. 夜の風 そして 夜明けのロウソクの炎 / The Night Wind, The Candle Flame at Dawn
SIDE B
04. 鳥の声 / Bird Calls in the Dusk
05. 白い目覚め / White Awakening
06. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
Dina $XAGE @Koralan111
@natalie_mu 35年越しの音が今聴けるとか鳥肌すぎる