鈴木雅之“心のワクチン”届けるべく「紅白」のステージへ

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12月31日(金)にNHK総合ほかで放送される「第72回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日に東京・東京国際フォーラムで行われている。この記事では鈴木雅之のコメントを紹介する。

鈴木雅之(写真提供:NHK)

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鈴木雅之(写真提供:NHK)

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今年の「NHK紅白歌合戦」で「め組のひと 2021紅白ver.」を披露する鈴木。囲み取材ではまず「2年連続で出場させていただけるとのことでありがたく思っていますし、コロナ禍の中思うような活動もできなかったところもあるんですけど、今年は春からソーシャルディスタンスを踏まえた形でツアーをできて、1年を通して“オールタイムロックンロール”な年だった。その締めくくりに紅白で歌わせてもらえることがとても楽しみです」と「第72回NHK紅白歌合戦」出場への期待を語った。

スペシャルバージョンの「め組のひと」を歌うことについて鈴木は「TikTokで若い世代の方たちに支持された曲。今回の紅白はカラフル、華やかなイメージがありますので、それにこの“め”が添えられたら」とコメント。加えて「1年の締めくくりに、オールタイムロックンロールを合言葉に走り抜けた今年の雰囲気をみんなにも伝えられるのでは」と笑顔を見せた。

今回鈴木は2月と5月に2度の大腸がんの手術を受けたラッツ&スターの桑野信義、同じくメンバーの佐藤善雄とともに紅白のステージに立つ。このことについては「桑野信義は大腸がんという大病をしまして。ずっとリハビリをしていてツアーファイナルで復帰できた。彼と同じような境遇で苦しんでいる方もいると思うので、彼の活躍がそういう方たちの希望になったらうれしい。我々3人が集まることでトライアングル的なパワーが伝われば」と思いを述べる。「今年を漢字1文字で例えたら?」という恒例質問には「伝」を挙げ、「音楽を伝える、愛を伝える、優しさを伝える、苦しみや悲しみを乗り越えるパワーを伝える……ツアーを回ってみんなの笑顔を見たときに音楽は心のワクチンだと思えたので」とその理由を語った。

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