バンビがサンタ姿で「七人七色」発売イベント、宇咲は監視カメラでサンタを追跡

シングル「七人七色」を12月22日に発表した#ババババンビが、本日12月25日開催のリリースイベントに先駆けてメディア会見を行った。

「七人七色」は#ババババンビのデビューからこれまでのレパートリー12曲を収めた全12枚のシングル。初期の5人編成時代の楽曲はすべて7人バージョンで再レコーディングされている。小鳥遊るいは「私たちはコロナウイルスの影響をものすごく受けているアイドルで……楽曲を制作していただいても、リリースイベントができないし、なかなかCDが出せない状況にあったんです。でも今回こうして12形態のCDが形になったのを見て、すごくうれしい気持ちです」とコメント。宇咲とともに今年3月に新メンバーとして加入した近藤沙瑛子は「この12曲には関わってない曲もあったので、私たちの声も入れた7人バージョンでCDにしてもらえてすごくうれしいです。発売日にはメンバーでタワーレコードさんに際にCDが並んでいるところを見に行きました。12枚置いてあるとコーナーがすごく広くて、かわいく豪華に並べてもらえて。改めてCDが出せたことを実感できてうれしかったです」と喜びを語った。

お気に入りの楽曲を聞かれると、吉沢朱音は自身が初めて作詞に挑戦した「ばばばばんびずむ～！」と、ファン人気の高い「青春ギルティ」をチョイス。水湊みおはレパートリー4曲のみをひたすら繰り返していた初期の活動を振り返りつつ思い出深い「ハナビガタリ」を挙げたほか、「もともと5人のお手手だったけど、CDでは7人のお手手になりました。5人から7人になったことをこうして形に残せたことがうれしい」と、ジャケットイラストが変化した「ー私心伝心ー」を紹介した。

また会見では山あり谷ありだった2021年を振り返り、岸みゆは印象深いエピソードとして10月に開催されたアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL 2021」での出来事を挙げた。今年の「TIF」は彼女たちがメインステージに立つはずだった1日目が台風で中止となり、2日目も屋外ステージ「SMILE GARDEN」の出番直前にみまわれた雷雨により急遽出演できなくなるという不運が重なった。岸は「7人になっていいことも増えたけど、不運続きの1年でした」と悲しい表情を浮かべる。宇咲も「2日目は直前に円陣を組んで準備していたのに……みんなで映画みたいに号泣しました」と「TIF」での出来事に触れつつ、「私はさえちゃん（近藤）と一緒に加入して、まだ1年も経ってないんですよね。7人になって、初めての全国ツアーやMV撮影があって、雑誌の表紙も飾らせてもらって。たくさんのことを経験して学んで、いろんなことを感じた濃い1年でした」と、#ババババンビ加入で充実した1年を回顧した。

2022年の目標を問われると、池田メルダは「まずは全国ツアーをすべて無事楽しく終えられること。3月27日のファイナルはKT Zepp Yokohamaなんですけど、この会場では今年の8月8日にもライブをやっていて。そのときは会場を埋められなくて悔しい思いをしたので、ツアーファイナルでは会場をパンパンに埋めて、より楽しいライブができたらいいなと思っています。今はレッスンをいっぱいやって、みんな気合いが入ってます」と、9月にスタートしたグループ初の全国ツアー「#ババババンビ 全国ツアー 全国道中膝栗毛 2021-2022」への意気込みを語った。#ババババンビはメンバーそれぞれグラビアでも活躍しており、小鳥遊は「今年、水湊みおが『週刊プレイボーイ』で表紙を飾らせていただいたように、2022年はメンバー個人でもメディアに出させていただける1年にしたいです」とコメント。さらに小鳥遊は「今年はMVを4曲撮影したんですけど、そのうち『ばばばばんびずむ～！』は結果的に世の中にお披露目することがなくなってしまって。来年は『ばばばばんびずむ～！』や新曲のMVを撮影して、もっともっとアイドルとして皆さんの目に留まることができたら」と付け加えた。

本日はクリスマスにちなみ、赤いサンタクロース風の衣装で登壇した#ババババンビの7人。クリスマスの思い出を聞くと、宇咲は兄妹と組んでサンタの正体を暴こうとした子供の頃のエピソードを告白。「どうしてもサンタさんの素顔が見たい」と3台のカメラを設置する大掛かりな作戦で挑んだが、映像はなぜか0時直前で切れており、そのあとに「いつもいい子にしてるんだよ」というサンタからの手書きメッセージが映されていたという。岸も弟とともに「サンタさんがいるのか実験」として枕元に手紙とクッキーを置きサンタの反応を伺ったところ、翌朝クッキーはなくなっており、やはり手書きのメッセージが残されていたと明かした。水湊はサンタと両親のためにクッキーを用意していたが、父親の分のクッキーのみ食べられていなかったそうで「いまだに根に持ってます」と苦笑いした。