「手数王」の異名持つドラマーの菅沼孝三が死去、旅立つ数時間前までビート刻む

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ドラマーの菅沼孝三が昨日11月8日に死去したことがわかった。

菅沼孝三

菅沼孝三

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今年9月に自身のSNSで病気療養のため演奏活動の休止を報告していた菅沼。本日、菅沼の娘であるドラマーのSATOKOがTwitterにて彼の死去を発表した。ツイートには菅沼が昨年の6月にステージ4の大腸がんで余命宣告を受けたものの、周囲には告げずに闘病しながら音楽活動を続けていたこと、旅立つ1カ月前までステージに立っていたこと、逝去の数時間前までビートを刻んでいたことがつづられている。11月11日に執り行われる通夜のみ、一般の参列が可能となっている。

菅沼は8歳でドラムを始め、15歳でプロデビュー。CHAGE and ASKA、稲垣潤一、工藤静香、織田哲郎、LOUDNESS、Toshl(X JAPAN)、ROLLY、谷村新司、GACKT、HIDEKI(ex. SIAM SHADE)、LIV MOON、吉川晃司、Acid Black Cherry、DREAMS COME TRUEらの作品にサポートで参加した。クリニシャンとしても意欲的に取り組み、国内はもとよりワールドワイドにドラムフェスティバルやジャズフェスティバル、ドラムクリニックに出演している。高速連打、変拍子、トリックプレイを駆使した独自のプレイスタイルで「手数王」の異名を持つ。

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読者の反応

めんたね(やさしい) @mentane

ああ手数王が亡くなったのか…学生時代から聞いていたミュージシャンが段々と亡くなるようになってきた。そのうち自分の番が来るのだな。

https://t.co/p260d24Hyz

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