作編曲家の川口真が10月20日に死去したことがわかった。83歳だった。
一般社団法人日本作編曲家協会によると、川口は肺の病気で1年近く入退院を繰り返していたという。葬儀・告別式は近親者のみで執り行われたとのこと。日程や会場は未定だが、お別れの会が後日開催される。川口が制作した楽曲「おもいで岬」でデビューを果たした
作曲家として弘田三枝子「人形の家」、夏木マリ「絹の靴下」、由紀さおり「手紙」、新沼謙治「嫁に来ないか」、特撮番組「ウルトラマンタロウ」の主題歌など数々の楽曲を世に送り出した川口。編曲家としても活躍し、山口百恵「いい日旅立ち」、森山加代子「白い蝶のサンバ」、「ドリフのズンドコ節」などザ・ドリフターズの楽曲の多くや、「黄色いサクランボ」などゴールデン・ハーフの楽曲の多くを担当した。公益社団法人日本作曲家協会では過去に理事長も務めている。
新沼謙治 コメント
私のデビュー曲「おもいで岬」、続く「嫁に来ないか」を川口先生に作って頂きました。レコーディング前、ご自宅を訪ねてレッスンをして頂きました。途中、真剣勝負の将棋で盛り上がった事は良い思い出です。そして、その年の新人賞や紅白歌合戦初出場など、何もかもが感謝で夢のような1年でした。これからも大切に歌っていきます。久々の知らせは寂しい限りです。ご冥福をお祈りいたします。
音楽ナタリー @natalie_mu
作編曲家の川口真が死去、「ウルトラマンタロウ」主題歌生み出しザ・ドリフターズの多くの楽曲手がける(新沼謙治コメントあり)
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