全国ツアー完走した中島美嘉、来るデビュー20周年記念日に初ブルーノート公演開催

中島美嘉が11月7、8日に東京・ブルーノート東京でワンマンライブ「MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO」を開催する。

中島のブルーノート東京公演はこれが初。初日の11月7日は自身のデビュー20周年記念日にあたる。ライブは各日2公演ずつ、計4公演。オフィシャルファンクラブでは会員を対象にチケット先行抽選予約を9月6日18:00から13日23:00まで受け付ける。

なお、中島は昨日8月29日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで全国ツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2021 JOKER」の最終公演を行った。ステージに登場した彼女は、まず「ドミノ」「夜が明ける前に」でライブをスタート。続く「イノサンRouge」「GLAMOROUS SKY」に、客席では色とりどりのペンライトが振られた。彼女は「みなさんに届くように、1曲1曲、一生懸命歌います」という言葉ののち「ノクターン」を歌唱し、次にメドレーを披露。その後「声」「RESISTANCE」「僕が死のうと思ったのは」を連投した。「I DON'T KNOW」ではダンサーとバレリーナを交えたパフォーマンスが繰り広げられた。

ライブ中盤に差し掛かると、中島は事前に観客から寄せられた質問に回答。ツアー最終日を迎えた気持ちを問われた彼女は「いつどうなっても仕方ないなとちょっと思ってはいたんですけど、“やれる”ということになったからには、その日のベストを尽くそうと思って。その日だけはイヤなことを全部忘れて、泣いたり笑ったりしてほしいなって。だからうれしいです、（最終日を）迎えることができて。みんなのおかげです」と語った。

ライブ後半で「LIFE」「A or B」「ONE SURVIVE」「ALL HANDS TOGETHER」を次々に披露した中島。ここで真っ赤なドレスに着替え、新曲「知りたいこと、知りたくないこと」「桜色舞うころ」「innocent」「花束」を歌唱した。そして彼女は「今回……（ツアーを完走できて）本当にうれしかったです。ありがとうございました」と感謝を伝え、「雪の華」でライブ本編を締めくくった。アンコールでは「STARS」「WILL」「A MIRACLE FOR YOU」のほか、新曲「SYMPHONIA」を初披露。ラストに中島は、スタッフへ感謝を込めて作ったという自作曲をサプライズで披露し、全国ツアーの幕を下ろした。このライブの模様は、10月31日（日）17:30からWOWOWライブおよびWOWOWオンデマンドで放送・配信される。