Buzz72+の14年ぶり復活ライブ!PEDROとのセッションにも沸いたZepp Tokyoの夜

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BiSH、BiSらのサウンドプロデュースを手がける松隈ケンタ(G)在籍のロックバンド・Buzz72+が、本日7月24日に東京・Zepp Tokyoでライブイベント「JUNCTION 2021」を開催した。

「JUNCTION 2021」でのBuzz72+とPEDROセッションの様子。

「JUNCTION 2021」でのBuzz72+とPEDROセッションの様子。

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Buzz72+は2007年に事実上の解散状態になったが、2020年に再結成を果たした。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初予定された復活ライブは中止に。昨日7月23日に地元福岡にあるDRUM Be-1でのワンマンライブに続き、本日はZepp Tokyoで約14年ぶりの有観客ライブのステージに立った。東京公演にはゲストとしてアユニ・D(B, Vo / BiSH)、田渕ひさ子(G / NUMBER GIRL、toddle、bloodthirsty butchers)、毛利匠太(Dr)からなるPEDRO、オープニングアクトとしてこの公演が初ライブとなるHack the Ceremonyの2組が参加し、Buzz72+の復活に花を添えた。

Hack the Ceremony

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1番手のHack the Ceremonyは、永井葉子(Vo, G)、廣田頼昭(B)、そしてPEDROで活躍するドラマー・毛利からなるバンド。彼らは松隈が新たに立ち上げたインディーレーベル・BAD Kneeの第1期在籍アーティストにあたる。永井は「はじめまして、Hack the Ceremonyです。今日はPEDROかBuzz72+を観に来ている方がほとんどだと思いますが、私たちは毛利の幼なじみで、松隈さんのもとでこれまで修行してきました。今日が初ライブです。名前だけでも覚えてくれたらうれしいです。よろしくお願いします」と挨拶。3人でバンド演奏をスタートさせ、「Venus」「MAYDAY」の2曲を披露。同期を取り入れた迫力あるサウンドを響かせ、初見のオーディエンスにバンドの存在感を示した。

アユニ・D(Vo, B / PEDRO)

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2番手のPEDROは「WORLD IS PAIN」でライブの口火を切り、爆音を場内に響かせる。アユニが「音楽は宇宙である!」と叫んでから「GALILEO」につなげ、疾走感のあるバンドサウンドで観客のテンションを引き上げた。ゆったりした「浪漫」でクールダウンさせたあと、アユニは「Buzz72+再結成おめでとうございます! 1つのバンドの再始動という歴史的な瞬間に、私たちPEDROが立ち会うことができて、とても幸せです!」と笑顔を見せる。さらに「Buzz72+の松隈さんはBiSHやPEDROのサウンドプロデューサーです。私が上京した5年くらい前からお世話になっています。そしてPEDROという存在も、松隈さんの『アユニ、バンドやってみない?』という言葉から始まりました。松隈さんがいなければPEDROはいないので、感慨深いです。松隈さんとレコーディングするたびに、宝物を授かったような気分になります。松隈さん、いつもありがとうございます」と松隈とのつながりに触れ、「めでたい日なので、私たちにとっても、あなたたちにとっても、素敵な夜になりますように」と観客に呼びかけた。

PEDRO

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「自律神経出張中」や「生活革命」などのパフォーマンス後、アユニは一喜一憂する日々にある愛しい瞬間について話し、「どうか元気に生きていってほしいです」と観客に優しく思いを伝えた。3人はアユニ作詞、田渕作曲による「日常」を観客に捧げ、ラストに「感傷謳歌」をプレイ。エモーショナルな余韻を残して、Buzz72+にバトンを渡した。

松隈ケンタ(G / Buzz72+)

松隈ケンタ(G / Buzz72+)[拡大]

井上マサハル(Vo / Buzz72+)

井上マサハル(Vo / Buzz72+)[拡大]

Buzz72+は1曲目に「Beret city」を披露。この曲は昨年の再結成後初めての音源「13」の収録曲で、Buzz72+の新たなスタートを彩ったナンバーだ。ライブ前半には松隈が中川翔子に提供した「フライングヒューマノイド」や、「太陽讃歌」「月光」などの解散前から存在していた楽曲、最新作「world」から「Don't be afraid」「world end」「僕らは星をみている」など、新旧織り交ぜた楽曲が次々に届けられた。その合間のMCでは井上マサハル(Vo)が14年前に解散した経緯や、2018年頃に動き出した復活劇、復活後にコロナ禍に見舞われたことなどに触れる。そして声を張り上げ、「関わってくれたすべての人たちに心から思いを込めて,この言葉を伝えます。はじめまして! ただいま! そしてこれからもよろしくお願いします!」と思いを叫んだ。

Buzz72+

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ライブ中盤、Buzz72+はWACKファンになじみ深い名曲「屋上の空」を演奏。フロアからはイントロで自然と拍手が巻き起こった。松隈は「楽しんでますか? ありがとう。はじめましての人もおひさしぶりの人も、改めてBuzz72+です。今日は昔から応援してくれてる皆さんや、スタッフの皆さんに集まってもらって。そしてPEDRO、WACK、ホークス……いろんな出会いがあったからこそ、今日という日を迎えました」と語った。メンバー紹介ではそれぞれが挨拶し、最後に松隈は「出会い」について語る。「いろんな人と出会い、集まる奇跡の瞬間。それは交差点のようなものです。このメンツで集まれる今日だってまさに奇跡的なこと。それも音楽の力だと思いますし、音楽をやっていてよかったなと、噛み締めながら演奏しています」と思いを口にし、「こんな大きなステージでやるのは初めてです。アユニさんに感謝して、ここに来てくださった皆さんに感謝して、残り半分、全力でやります!」と意気込んだ。Buzz72+は「朝の誓い」に続いて、キャッチーなロックチューン「ミリオンダラーベイビー」を投下。「奇跡の歌」では井上がハイテンションにシャウトし、パラフルな歌声で観客の興奮をアジテートしていく。最後にはアクセル全開で「サンライズ」をプレイし、大きな拍手を浴びながらステージをあとにした。

Buzz72+

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アンコールでは、松隈が「コロナ禍で息苦しさを抱えて、面白くない世界になっている気もしつつ、ここまで来てくれた皆さんは自分の意思で楽しもうと思って駆け付けてくれました。その事実がすごくうれしいです。音楽の力、これもひとえに松隈ケンタの人望?」と話すなど、ユーモア混じりにトーク。「音楽って楽しいじゃないですか。バンドって、ライブハウスっていいなって思えた2日間でした」と感想を述べたあと、「声が届くまで」を披露した。

松隈ケンタ(Buzz72+)とアユニ・D(PEDRO)。

松隈ケンタ(Buzz72+)とアユニ・D(PEDRO)。[拡大]

その後、ラストにPEDROメンバーが呼び込まれ、松隈とアユニが横に並んでしばし和やかなトークを展開。そしてBuzz72+とPEDROの豪華布陣で「奇跡の歌」をセッションし、田渕がギターソロを奏でると、田渕を愛するアユニがその姿に感動して座り込むという場面も。Buzz72+にとって悲願の復活ライブは華々しく締めくくられた。

「JUNCTION 2021」2021年7月24日 東京・Zepp Tokyo セットリスト

Hack the Ceremony

01. Venus
02. MAYDAY

PEDRO

01. WORLD IS PAIN
02. GALILEO
03. 浪漫
04. 自律神経出張中
05. pistol in my hand
06. SKYFISH GIRL
07. 生活革命
08. 日常
09. 感傷謳歌

Buzz72+

01. Beret city
02. フライングヒューマノイド
03. Don't be afraid
04. world end
05. 太陽讃歌
06. 月光
07. 僕らは星をみている
08. 屋上の空
09. 朝の誓い
10. ミリオンダラーベイビー
11. 奇跡の歌
12. 光の射す方へ
13. サンライズ
<アンコール>
14. 声が届くまで
15. 奇跡の歌 with PEDRO

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