ハロプロ研修生19人でやり遂げた初の単独ライブ、実力診断テストの歌唱曲も明らかに

ハロプロ研修生およびハロプロ研修生北海道のライブイベント「ハロプロ研修生2021 初単独ライブ～エピソードゼロ～」が昨日4月17日に東京・中野サンプラザホールで開催された。

この公演はハロプロ研修生史上初の単独ライブ。当日は研修生19人が昼公演と夜公演にそれぞれ出演し、ハロプロ研修生のオリジナル曲を中心としたセットリストを展開した。

オープニングSEが流れ、観客の大きなクラップが鳴り響く中、ハイテンションなナンバー「彼女になりたいっ!!!」でライブがスタート。続いて彼女たちは力強いサウンドが印象的な「ありがた迷惑物語」、最近のライブの定番曲である「悪いヒト」を生き生きと歌い、冒頭から会場の熱量を上げていく。また選抜メンバーによる「正しい青春ってなんだろう」「Rainbow」が繰り出されたあと、米村姫良々、石栗奏美、窪田七海、斉藤円香からなるハロプロ研修生ユニットが「ミステイク」をパフォーマンス。MCで4人が過去にユニットとしてライブイベントに出演したことに話題が及ぶと、石栗は「対バンイベントから研修生イベントを見に来てくださった方がいてうれしかったです！」と当時の様子を振り返った。

ライブ中盤、研修生5人で編成したチームが課題曲を披露するコーナーに突入。昼公演では中山夏月姫、松原ユリヤ、西崎美空、豫風瑠乃、植村葉純による「チームホワイト」、夜公演では小野田華凜、広本瑠璃、橋田歩果、村越彩菜、有澤一華による「チーム紅」が、課題曲であるJuice=Juice「私が言う前に抱きしめなきゃね」をそれぞれエモーショナルにカバーした。その後、事前に行われたオーディションに合格したチームである「チームたまむし」が同曲をパフォーマンス。チームメンバーである山田苺、平山遊季、北原もも、江端妃咲、石山咲良の5人は、ダイナミックなダンスとボーカルで観客を圧倒した。

後半戦に差し掛かると、研修生ユニットの4人は「恋したい新党」「リアル☆リトル☆ガール」を元気よく歌唱。さらにメンバーチェンジを経て、「Crying」「Say! Hello!」が2曲続けて繰り出された。また雄大なサウンドが印象的な新曲「アニマルランド」では、19人の真っ直ぐな歌声が響き渡り、ホールいっぱいが大きな一体感に包まれた。その後、ハロプロ研修生ユニットの4人を除く15人がソロパフォーマンスを行う5月3日開催のライブイベント「Hello! Project 研修生発表会2021 ～春の公開実力診断テスト～」に関する発表へ。昼公演では本人たちの口からそれぞれ披露する楽曲がアナウンスされ、夜公演では各メンバーの歌唱順が抽選によって決定された。

終盤で彼女たちは、前向きな気持ちを表現した新曲「きみの登場」、「おへその国からこんにちは」とアップテンポな楽曲を続けて展開。さらにバラード曲「未来へ繋ぐ約束」で19人の歌声を響かせたあとラストナンバー「天まで登れ！」を朗らかに歌い上げ、笑顔で公演を締めくくった。

明日4月19日（月）にテレビ東京系で放送される「ハロドリ。」では、公演の模様を一部オンエア。またオフィシャルサイトでは、5月3日開催の「Hello! Project 研修生発表会2021 ～春の公開実力診断テスト～」における各メンバーの歌唱曲と歌唱順が公開されている。なおこの公演にはゲスト審査員として宮本佳林（ex. Juice=Juice）が出演する。