西野カナ、サプライズ満載のXmasライブで5000人を魅了

昨日12月6日、西野カナがクリスマスワンマンライブ「Kanayan X'mas」を開催した。

このライブは彼女にとって過去最大規模、約5000人のファンを集めて行われたもの。クリスマスライブという今回のコンセプトに合わせ、会場にはサンタクロース風のコスプレを施したファンの姿も多数見受けられた。

開演時刻を迎え、ステージ上に配置された大きなプレゼントの箱の中から西野カナが飛び出すと、会場には大歓声が響き渡る。この日のライブはクリスマスライブにふさわしい「ジングルベル」のカバーからスタートした。

西野は冒頭のMCで「今日はひと足早いクリスマスパーティをうち主催でやろうっていうことで、思いっきり楽しんでいこうと思います！」と宣言。赤いミニドレス姿で「おめかししてきたんですけど、どうですか？」と客席に問いかけると、客席からは「かわいー！」という声が飛び、「やったー！（笑）」とガッツポーズして喜ぶ一幕もあった。

「Best Friend」「Dear…」といったバラードをドラマチックに歌い上げオーディエンスを魅了する一方、「candy」では女性ダンサー4人を従え、軽やかなステップを踏みながら迫力あるボーカルを聴かせる。彼女の幅広い魅力を存分にアピールするステージが展開された。

エンディングでステージに雪が降り注いだ「このままで」、そして客席が大合唱となった「love & smile」の後、西野はファンに向けて「自分が笑っていられる、幸せでいられるのは、みなさんひとりひとりの存在がとても大きいからです。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、ラストナンバー「君って」を熱唱。「ありがとう！」と客席に手を振り、ステージを後にした。

そんな彼女にファンから贈られたのは、アンコールの代わりとなる「Christmas Love」の大合唱。その声に導かれて再びステージに現れた西野は「最高のプレゼントです！ ありがとう！ 私からもプレゼントとして新曲持ってきました！」と発表。「まだどこでも歌ってない、できたてほやほやです」というアッパーな新曲「Distance」を披露し、ファンを狂喜させた。

客席との記念撮影に続き、アンコール最後の曲として「みんながアンコールで歌ってくれたこの曲です」と「Christmas Love」を歌った西野。ファンとともに最高のクリスマスの思い出を作ったことが、その笑顔から感じられた。

また、2011年3月16日には彼女の地元、名古屋の日本ガイシホールで初のアリーナライブ「Kanayan's Ceremony」を開催することも決定。今回のクリスマスライブ同様、一夜限りのスペシャルなステージが期待できそうだ。

Kanayan's Ceremony

2011年3月16日（水）愛知県 日本ガイシホール
OPEN 18:00 / START 19:00