HYDEが有観客形式でソロライブを開催するのは、昨年12月に行った「HYDE LIVE 2019 ANTI FINAL」以来実に9カ月ぶり。Zepp Haneda(TOKYO)を舞台にした計5日間にわたる「HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde」は、前半3日間は「Acoustic Day」、後半の2日間は「Rock Day」と銘打たれており、それぞれ異なる内容のステージが用意されている。
ライブ会場では徹底した新型コロナウイルス感染拡大の予防対策が講じられ、HYDEは自身のTwitterで出演者およびスタッフ全員がPCR検査で陰性であることを公表するなど、ライブに向けて万全の態勢であることを明かしていた。また、ライブの模様はSHOWROOMでも生配信され、世界各国のファンが画面を通して彼のひさしぶりとなるソロライブを見届けた。
開演時刻が近付くと、着席した観客が真剣な眼差しでステージを見つめる様子が配信画面に映し出される。そして、しばらくして場内が暗転すると厳かな拍手が響き渡った。「Acoustic Day」の初日公演となった本日の公演は、ソロ名義で発表された新旧のナンバーやカバーからなるセットリストをもとにステージが繰り広げられた。なおライブのタイトル通り、いずれの楽曲にもレコーディング音源とはまったく異なるアコースティックアレンジが施され、新鮮な驚きをもってオーディエンスや視聴者に届けられた。
HYDEは、MCでひさしぶりにファンと会えた喜びとライブ開催に至った思いを吐露し、歌っている途中でこらえきれず涙を流す場面も。「まさかこんな形で再会するとは思わなかった。でも会えてよかった。会いたかったでしょ?」と微笑む。そして、「困った世の中になったね」と混沌とした世情を憂いつつ、「よくがんばったねみんな。元気そうで……僕らも元気で、今日に向けて曲をアレンジしながら、この日を楽しみにしてきました。みんながいるとすごくうれしい」「ひさしぶりにみんなに会えて感激してる」とファンと会える喜びや、ライブができるうれしさを噛み締めていた。
「HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde」はこのあと、9月6日、7日、11日、12日に行われ、いずれの公演もSHOWROOMで生配信される。
HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde(※終了分は割愛)
Acoustic Day
2020年9月6日(日)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
2020年9月7日(月)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
Rock Day
2020年9月11日(金)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
2020年9月12日(土)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
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