THE RAMPAGE、輝かしい未来を願い7日間にわたる祭を堂々締めくくり

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LDH所属アーティストによるオンラインライブ「LIVE×ONLINE」がABEMAで7月2日から8日までの7日連続配信され、昨日7月8日に行われた最終日のライブにTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEが出演した。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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「LIVE×ONLINE」は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年を通して行う予定だったエンタテインメントの祭典「LDH PERFECT YEAR 2020」関連の168公演を中止したLDHが、ABEMAとタッグを組みスタートさせた新たなエンタテインメント。FANTASTICS from EXILE TRIBE、EXILE THE SECOND、DOBERMAN INFINITY、E-girls、GENERATIONS from EXILE TRIBE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGEという7組が、それぞれの特色を生かしたステージを披露し、その様子は臨場感あふれるカメラワークによって日本のみならず世界中に届けられた。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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THE RAMPAGEは2月の静岡・エコパアリーナ公演を皮切りにアリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 "RMPG"」を開催予定だったが、上記の理由で5公演目以降の実施を断念。「LIVE×ONLINE」では「挑戦」「距離を感じさせない」というコンセプトを掲げ、メドレー含め全19曲を詰め込んだセットリストでステージを披露した。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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オープニング映像が明け、会場と中継がつながるとステージには黒装束に身を包んだ16人が鎮座。フードを外しながらもう1つのステージへと歩みを進め、最後に大旗を持った陣が到着するとTHE RAMPAGEは川村壱馬の「『LIVE×ONLINE』楽しんでいきましょう!」という声を合図に、映画「HiGH&LOW THE WORST」の劇中歌「SWAG & PRIDE」でライブをスタートさせた。レーザー光線が飛び交う中16人は「HARD HIT」「FIRED UP」とTHE RAMPAGEらしいエネルギッシュなナンバーを連射。さらにキラーアンセム「Fandango」を投下すると、コメント欄は「ファンダンゴ!」という掛け声で埋め尽くされる。「LA FIESTA」では所狭しと駆け回り歌い踊るメンバーの姿をMoVIカメラが追いかけ、16人のアグレッシブな姿が視聴者に届けられた。

武知海青をセンターにパフォーマーたちはストンプを披露し、それぞれソロやペアでダンススキルを見せつける。龍によるMPCパフォーマンス、浦川翔平によるDJプレイを経て始まったのは、LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川、鈴木昂秀からなるヒップホップユニット・MA55IVE THE RAMPAGEによるステージ。赤いジャケットを羽織った5人はマイクを手に新曲「No.1」を披露し、コメント欄を大いに沸かせた。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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「INVISIBLE LOVE」のミュージックビデオの一部が流れたあと、スモークで満たされたステージには黒のスパンコールジャケットを羽織った16人の姿が。そのまま「INVISIBLE LOVE」を艶っぽくパフォーマンスし、続く「Knocking Knocking」ではセクシーなダンスでも視聴者を魅了した。「Nobody」「So Good」「Over」というR&B系の楽曲をまとめたメドレーのコーナーでは、2つのステージとフロアに設けた花道を使い、無観客の会場ならではのパフォーマンスを披露。シームレスに人気曲「Can't Say Goodbye」へとつなげると、コメント欄には絶賛の言葉があふれた。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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全員違う色のジャケットを羽織り始まった「Dream On」では、ひさびさのステージを心底楽しんでいる16人から自然と笑顔がこぼれ出す。続く「DREAM YELL」では三分割された画面の中で、16人がタブレットにサインを書き入れたり、仲良くじゃれ合ったりしながらグッズを紹介。曲の最後にはABEMAで配信中の番組「シブザイル ~シブ8 from EXILE TRIBE~」で生まれた“シブザイルポーズ”で決めた。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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16人が会場中に散らばりタオルを回す姿がドローンカメラで切り取られた「Shangri-La」を経て届けられたのはサマーソング「WELCOME 2 PARADISE」。リラックスしたムードで16人は歌い踊り、本編を締めくくった。トークパートは「シブザイル」でもMCを務める陣が仕切り、にぎやかにスタート。陣から話を振られた山本は「皆さんのためにライブを開催するとなったら下手なことは見せられないという気持ちで、今までのライブの中で一番真摯に向き合いましたし、メンバー一丸となって取り組みました」とこのライブにかけた思いを明かす。コロナ禍で積極的にTikTokを更新し、ファンにエンタテインメントを届けていた浦川は「家でTikTokばっかり撮ってたから本当に楽しかったです! 発散できました!」と充実した表情を見せた。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」の様子。(写真提供:LDH)

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Zoomを通じてファンとの交流を楽しんだあと、THE RAMPAGEはデビュー曲「Lightning」でアンコールパートへと突入。「100degrees」では16人でなりふり構わずヘッドバンギングをしたかと思えば、武知が上着を脱いで肉体美を見せつけたり、浦川が得意のアクロバットを披露したりと最後の力を振り絞るようにフリーダムなステージを展開した。笑顔が止まらない川村は「皆さんのことを思うと楽しくて楽しくて仕方がないライブでした。皆さんの輝かしい未来のために一生懸命『LIVE×ONLINE』を作らせていただきました。また次につながるようにという思いを込めて(最終日の)8日にパフォーマンスさせていただけたことを光栄に思っております」としみじみ語り、RIKUへとトークのバトンを渡す。

RIKUは先輩や後輩のステージを経てこのステージに立てる喜びを語り、「物理的に距離が離れているけれど、それが心の距離に比例するとは1mmも思っていません。これからもずっとずっとTHE RAMPAGEのストーリーを作っていきたいと思いました」と新たなエンタテインメント「LIVE×ONLINE」で手応えを感じた様子。吉野北人も「楽しい! 楽しいです。やっぱりこの16人だなと改めて感じました。少しでも僕たちのパフォーマンスが支えになってくれていることが何より一番うれしいです。今すごく大変な状況で、我慢や悩みもいっぱいあると思います。その抱えているものを僕たちが少しでも飛ばして気持ちを軽くできたらと思っています」とファンにメッセージを送った。

ラストナンバー「Seasons」では、THE RAMPAGEの軌跡を追った映像とステージの様子が交錯。吉野が感極まって声を詰まらせるハプニングもあったが、ファンへの感謝の気持ちとこれからも一緒に歩んでいきたいという思いを込めたこの曲を16人で届けた。すべての演目を終え、川村がメンバーを代表して「最高に輝かしい未来の場所で絶対に再会しましょう。そのときを僕らは待ってますし、それまで絶対に負けないで僕らもがんばります」とファンとの再会を誓い、7日間にわたって配信された「LIVE×ONLINE」はフィナーレを迎えた。

THE RAMPAGEのライブの模様は“見逃し配信”として7月11日22:00まで配信中。ABEMAプレミアムでは7グループのライブ映像の一部が配信されることが決定している。

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THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE」2020年7月8日 セットリスト

01. SWAG & PRIDE
02. HARD HIT
03. FIRED UP
04. Fandango
05. LA FIESTA
06. No.1
07. INVISIBLE LOVE
08. Knocking Knocking
09. Nobody~So Good~Over
10. Can't Say Goodbye
11. Dream On
12. DREAM YELL
13. Shangri-La
14. WELCOME 2 PARADISE
<アンコール>
15. Lightning
16. 100degrees
17. Seasons

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE コメント

RIKU:今回のライブのコンセプトについて

コンセプトとしては、「挑戦」と「距離を感じさせない」この2点かなと思います。グループの利点を活かしながら、まるで目の前でパフォーマンスしてるかのようなLIVE作りを、メンバースタッフ一丸となって制作しました。また初の試みもギュッと詰まった内容だったので、僕達自身すごく勉強になりました。

陣:特別な演出や見どころについて

今回はオープニングから全編通して“RAMPAGE”というグループのイメージと僕らの想いをメッセージとして強く表現する事を意識して作りました。また、カメラワークと画面の切り替えを駆使してMVに入り込んだようなシーンを作りました! 観ている人が飽きない、ワクワクするような構成を意識して、尚且つ人数の多いRAMPAGEが自分達の多面性をしっかりと提示できたLIVEになったのかなと思います!

後藤拓磨:衣装イメージについて

ブロックごとに雰囲気に合う衣装を使い分けながらパフォーマンスに臨みました! 前半は登場感含めマントなどの小物も使いつつ、クルー感が伝わるように全員揃いの少し泥臭いHIPHOP感漂う衣装にしました。中盤はR&Bやバラード調になるので大人な雰囲気を表現する為に黒スーツで統一し、スタイリッシュかつ映像越しでも分かるようなスパンコールつきのものを選びました。後半は観て頂いているファンの皆さんと一緒に楽しむ構成だったのでメンバーそれぞれ派手な色のジャケットに変えて賑やかな感じを表現したりと、全体的に視覚的にも飽きないように工夫しながら取り組みました!

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※記事初出時、MA55IVE THE RAMPAGEが披露した曲のタイトルに誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

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魚月⚡️ @rmpg_lunefish

あぁ…なんか思い出してきた… https://t.co/BPQUzwo54T

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