「名も無き世界のエンドロール」は新人作家の登竜門とも言える文学賞「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫の同名小説を実写化したサスペンス。親がいないという共通点を持つキダとマコトは同じ境遇の転校生・ヨッチと支え合いながら少年期を過ごしてきたが、20歳のときに起こった事件をきっかけに人生が一変してしまう。数年後、キダは裏社会に潜り込む“交渉屋”、マコトは貿易会社社長となり、人生を変えた不条理な世の中に復讐すべく、10年間を費やしてある計画を実行する。本作でキダを岩田、マコトを新田が演じ、監督を
主演の岩田は新田の人柄について「マコトという役柄に象徴されるような天真爛漫さが印象的でした」とコメント。新田は岩田との初共演について「以前、授賞式でお会いしており、今回ご一緒できて、とても嬉しかったです」と語っている。
岩田剛典(EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE) コメント
今回、僕が演じたキダという役は、両親がいない家庭に育ち幼少期からの数少ない友人をずっと大切にしている友達想いな人間です。大人になってからも、常に幼なじみを想い、目的のために手段を選ばない闇の交渉屋として働きますが、どこかアクセルを踏み切れずにいるもやもやとした葛藤を抱えながらも、計画遂行のために突き進んでいくような役柄でした。
初共演のまっけん(
新田真剣佑 コメント
この物語は復讐劇であり、その復讐におけるキーとなる人物です。
僕が演じたマコトは色々なことを抱えた青年の役で、一度離れ離れになった岩田さん演じるキダとあることをきっかけに再会することから物語が始まります。
岩田さんとは初共演でしたが、以前、授賞式でお会いしており、今回ご一緒できて、とても嬉しかったです。
今回初めて劇中でマジックにも挑戦しており、現場で必死に練習した記憶があります。
名も無き世界のエンドロール、ぜひ楽しみにしていてください。
佐藤祐市 コメント
大概の物語という物には「トリック」が仕掛けられています。この作品にも大きなトリックが有ります。
そして劇中には「ドッキリ」という言葉で表現される小さなトリックも登場します。要は観客を上手に騙し、作品をより楽しんでいただく、という事だと僕は思います。
巧く表現出来れば素晴らしい効果を発揮し、観客を更に深く作品の世界に導く事が出来る。ただ、計算通りに観客に観せ切ると言うのは、本当に難しいことだな、と今回つくづく感じました。果たして今回の「トリック」が、どの様に観客に伝わるのか?
期待と不安が入り乱れる感覚ですが、「早く観て頂きたい!」というのが正直な気持ちです。
是非、公開を楽しみに。
行成薫 コメント
タイトルに“エンドロール”とあるように、本作は映画というものを意識しながら書き上げた作品でした。
今回、映画化されることとなり、頭の中に漠然と思い浮かべていた映像がスクリーンで観られるということに、とてもわくわくしております。
作中、キダとマコトという二人のキャラクターは、10年という歳月をかけてある想いを遂げようとしますが、思えば、この作品を書き始めたのも、映画公開の10年前、2011年のことでした。キダとマコト、二人の10年越しの想いがどういう結末に至るのか、そして、僕の10年越しの夢がどういう形になるのか、皆さんと一緒に体験できることを楽しみにしています。
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岩田剛典と新田真剣佑が初共演、映画「名も無き世界のエンドロール」で復讐劇描く https://t.co/4UySwkAApt