本作は、「音楽図鑑」「左うでの夢」「WAR HEAD」「Front Line」「B-2 UNIT」に続く「坂本龍一アナログ盤リイシュープロジェクト」の第4弾。1985年発表の「エスペラント」は、前衛舞踏家であるモリサ・フェンレイの依頼によって制作された“架空の民族音楽”がコンセプトのアルバムで、アナログ化に際してのカッティングは、独特なサウンドをエンジニアに理解してもらうために国内で行われた。アルバム本体のほか、坂本の最新コメントと吉村栄一による最新解説書が封入される。
一方の「GREAT TRACKS」はアナログレコード専門レーベル・GREAT TRACKSのために選曲された4曲を、サウンドに定評のある12インチ45回転のアナログレコードに収録したコンピレーションアルバム。85年に発売されたシングル「STEPPIN' INTO ASIA」、86年に発売されたアルバム「未来派野郎」から「黄土高原」「Ballet Mecanique」、87年に発売されたスタジオライブバージョンの「BEHIND THE MASK」が収録される。カッティングはバーニー・グランドマンが担当し、プレスはソニー・ミュージックソリューションズの静岡工場で行われ、吉村による最新楽曲解説とレコーディングを担当したGREAT TRACKSレーベルプロデューサー・滝瀬茂による書き下ろし原稿が封入される。アートワークは後日公開予定。
また特設サイトでは坂本のアルバム「音楽図鑑」の制作現場に立ち会った音楽プロデューサー・藤井丈司と滝瀬による対談の第2弾が公開されている。
坂本龍一「エスペラント」収録曲
SIDE A
01. A WONGGA DANCE SONG
02. THE "DREAMING"
03. A RAIN SONG
04. DOLPHINS
05. A HUMAN TUBE
SIDE B
01. ADELIC PENGUINS
02. A CARVED STONE
03. ULU WATU
坂本龍一「GREAT TRACKS」収録曲
SIDE A
01. 黄土高原
02. Ballet Mecanique
SIDE B
01. BEHIND THE MASK
02. STEPPIN' INTO ASIA
※Ballet Mecaniqueの2つめの「e」はアクサンテギュ付きが正式表記。
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坂本龍一「エスペラント」
[アナログ] 2020年7月22日発売 / ソニー・ミュージックダイレクト / MHJL-138
坂本龍一「GREAT TRACKS」
[アナログ] 発売日未定 / ソニー・ミュージックダイレクト / MHJL-139
坂本龍一「音楽図鑑」
[アナログ] 2020年3月25日発売 / Sony Music Direct. / MHJL-137
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坂本龍一リイシュープロジェクト第4弾、「エスペラント」と新規コンピをアナログ盤でリリース https://t.co/EMbMwej3BN #skmtnews