クリープハイプ尾崎世界観がEテレでMCに挑戦、高校生たちの本音を引き出す

2019年9月27日 18:00 1967 8 音楽ナタリー編集部

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クリープハイプの尾崎世界観（Vo, G）が、NHK Eテレで10月3日（木）22:00から放送される番組「トライアングル」でMCを務めることになった。

クリープハイプとは？

尾崎世界観（Vo, G）、長谷川カオナシ（B）、小川幸慈（G）、小泉拓（Dr）からなる4人組バンド。2001年に結成し、2009年に現メンバーで活動を開始する。2012年4月に1stアルバム「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」でメジャーデビュー。2014年に初の東京・日本武道館2DAYS公演を開催し、2018年にも2度目の武道館公演を行い成功させる。2024年8月には現メンバー15周年を記念した初のトリビュートアルバム「もしも生まれ変わったならそっとこんな声になって」が発売されたほか、12月4日にはオリジナルアルバム「こんなところに居たのかやっと見つけたよ」を発表。2025年2月からホール・アリーナ公演を含むキャリア最大規模となる全国ツアーを開催する。また尾崎は作家としての才能も発揮しており、2020年12月刊行の小説「母影」は「第164回芥川賞」候補作品に、2024年7月刊行の小説「転の声」は「第171回芥川賞」候補作品に選出された。

尾崎世界観（クリープハイプ）

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この番組は現在、過去、未来という3つの視点から物事を考えるという内容。今回は「理系と文系どっちの道を選べばいいの？」というテーマで、尾崎はNHK広島放送局の中川安奈アナウンサーと共に、ユニークな校風で知られる東京都立西高等学校の生徒30人と向き合い、本音を引き出す。

「トライアングル」収録の様子。［拡大］

先が見えないと言われる世の中で、文理の選択を迫られる高校生たちは「受験対策で自分の進路を決めていいの？」「ただ数学ができるから理系、そんな決め方でいいの？」「そもそも高校で人生の方向性を決めるような選択をしなきゃいけないの？」といった等身大の悩みを抱えている。そんな彼らと、高校時代に「音楽で食べていけるか？」とずっと悩み続けていた尾崎が、真摯な対話を繰り広げる。

過去を考える際には、科学史家の隠岐さや香も参加して「そもそもなぜ理系と文系はわかれたのか？」を考察。また、文理を越えた分野の一例としてAI研究の東大松尾豊研究室も取材する。収録には西高生に加えて、実体験を持つ大学生や社会人も参加。自分の道の見つけ方を一緒になって考えていく。

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NHK Eテレ「トライアングル」

2019年10月3日（木）22:00～22:44
＜出演者＞
司会：尾崎世界観 / 中川安奈（NHK広島放送局アナウンサー）
ゲスト：しんめいP（芸人） / 隠岐さや香（名古屋大学経済学研究科教授） / カニササレアヤコ（ロボットエンジニア・芸人） / 向井湘吾（小説家）
出演：松尾豊（東京大学大学院工学系研究科教授）
語り：ファイルーズあい