世界の終わり、渋谷ツアーファイナルで新曲続々披露

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世界の終わりの全国ツアー「Heart the eartH Tour」のファイナル公演が、7月10日にShibuya O-WESTにて開催された。

2階席まで超満員となったo-WESTを舞台に、「EARTH」の世界が提示された。

2階席まで超満員となったo-WESTを舞台に、「EARTH」の世界が提示された。

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11月からは東名阪ワンマンツアーの開催も決定している。

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このツアーは4月7日リリースの1stアルバム「EARTH」のレコ発ツアー。ファイナルのチケットは即日完売し、満員の会場は早くからファンの熱気であふれた。

ライブの開演前にはステージ前に貼られた紗幕に、バンドのこれまでの軌跡をたどった映像が上映される。世界の終わりの拠点である「club EARTH」の改装風景、初のツアーの様子など、貴重な映像にオーディエンスが見入る中、深瀬慧(Vo,G)のシルエットが浮かび上がる。そのままピアノと歌だけで1曲目「青い太陽」が始まり、バンドの音が鳴り響くと同時に幕が落とされてメンバー4人の姿が現れると、場内からは大歓声が沸き起こった。

中島真一(G)のかけ声に続いて始まった2曲目「虹色の戦争」のあとは、深瀬が「アルバムに入っていない曲をやります」と紹介して新曲「天使と悪魔」を披露。“真実の在り処”を歌った新曲に続き「世界平和」「白昼の夢」と、アルバム収録曲を続々と演奏していく。彼らならではの壮大な世界観に、場内の全員が酔いしれていた。

チューニングの後に始まった曲は「死の魔法」。タイトルどおり生と死に向き合ったナンバーで、藤崎彩織(Key)は美しいピアノを奏でる。あっという間に最後の曲となり、本編ラストに披露されたのは「幻の命」。4人の繊細な音が絶妙なアレンジで絡み合い、感動的なフィナーレとなった。

アンコールでは「夢」という仮タイトルの新曲を披露。中島がアコースティックギターを奏でるポップなナンバーで、バンドの新たな境地を切り開いた。最後の曲「インスタントラジオ」では深瀬の「知っていたら一緒に歌ってください」という呼びかけに応え、フロアのオーディエンスが全員大合唱に。ツアーファイナルにふさわしい盛り上がりと幸福感の中、ライブの幕が閉じられた。

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