The fin.が盟友LUCKY TAPES迎えた特別な夜

The fin.が昨日7月5日に東京・渋谷CLUB QUATTROで自主企画「#thefin_02」を開催した。

LUCKY TAPESを迎えてのツーマンライブが行われたこの日の公演。ゲストのLUCKY TAPESは昨年10月に発表したメジャー1stフルアルバム「dressing」の収録曲を中心に披露。高橋健介（G）が「The fin.との旧知の中である一方、なかなか競演の機会がなく今回実現してうれしい」と競演の喜びを観客に伝え、「シェリー」を披露してThe fin.へとバトンを渡した。

The fin.は序盤で機材トラブルに見舞われるもKaoru Nakazawa（B）がMCで場を和ませ、気を取り直して「Chains」でライブをスタートさせた。今回の企画で彼らは2018年発表のアルバム「There」の収録曲「Pale Blue」をフィーチャーしたキービジュアルや、連動したセットリストを用意しており、2曲目にこの企画のテーマとなった「Pale Blue」を青を基調とした照明の中で披露した。

Yuto Uchino（Vo, G, Syn）が冒頭の機材トラブルを持ち出して「人生いろいろありますね」と笑顔で語る場面もありつつ、ライブ中盤には幻想的なムードの「Veil」などが届けられた。またこの日の競演にYutoは「LUCKY TAPESとは東京に住んでたときからの友達で、5年くらい経つけどそれぞれ違う道を歩んできて、こういう場をシェアできるのはとてもうれしいです」と感慨深くコメント。ラストに「Glowing Red On The Shore」が披露され、親交のある2組による特別なツーマンライブの幕が降ろされた。

なおThe fin.は11月23日に東京・WWW Xで自主企画「#thefin_03」を開催することを発表。The fin.のオフィシャルサイトでは、7月16日までチケットの先行抽選予約申し込みを受け付けている。