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神山羊、300人が目撃した初ワンマン「しあわせなおとなが眠るとき」

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神山羊 プレミアムワンマンライブ「しあわせなおとなが眠るとき」の様子。(Photo by Ryuichi Taniura)

神山羊 プレミアムワンマンライブ「しあわせなおとなが眠るとき」の様子。(Photo by Ryuichi Taniura)

神山羊が昨日4月28日に東京・恵比寿ザ・ガーデンルームで、ワンマンライブ「しあわせなおとなが眠るとき」を開催した。

4月3日にミニアルバム「しあわせなおとな」を自主レーベルe.w.eからリリースし、CDデビューを果たした神山。初のワンマンライブにはチケットの争奪戦を勝ち抜いた約300人のファンが集結した。この日のために書き下ろされたインタールード「しあわせなおとなが眠るとき」が流れる中、浦本雅史(G, Manipulator)、永山ひろなお(Key)、村田シゲ(B / □□□)、堀正輝(Dr)からなるバンドメンバーに続いて神山が登場。開演を知らせるブザーが鳴り、神山がギターを持ってこちらを振り返ると、ボカロP“有機酸”名義で発表した楽曲「spray」でライブをスタートさせた。舞台演出はクリエイティブユニット・magmaが担当。椅子やデスクライト、テーブルなどの家具と5つのモニタが吊り下げられたステージには映像が投影され、楽曲の世界観をより深めていく。

ハンドマイクに持ち替えた神山は真っ赤な照明に染め上げられたステージで「journey」を熱唱。荒々しいボーカルを披露したあと、有機酸「lili.」「カトラリー」のセルフカバーで観客を熱狂させた。初のワンマンライブとあって最初は緊張気味だった神山もこの頃には緊張が解けたようで笑顔で歌い、バンドサウンドに身を委ねて体を揺らすように。「しあわせなおとな」の収録曲で神山の代表曲の1つ「青い棘」では、楽曲の展開とシンクロするように動く泡沫の映像をバックに落ち着いた歌声を響かせた。幻想的な光が揺らぐ「ユートピア」を経て届けられた「MILK」では、神山の吐き捨てるようなボーカルで観客を圧倒。「Dancer in the Dark」では、カラフルな照明とダンサブルなサウンドでフロアを踊らせた。

「しあわせなおとな」と同じ流れで「TV Show(In the Bedroom)」から代表曲「YELLOW」が始まったところで会場の盛り上がりはピークに。サビで神山が客席にマイクを向けると観客は大合唱し、手を挙げてジャンプを繰り出す。ラストは「しあわせなおとな」でも最後を飾った「シュガーハイウェイ」。途中、神山の声が出なくなってしまうハプニングもあったが来場者の合唱に助けられ、本編の終わりを迎えた。

アンコールを受けてステージに再び現れた神山は有機酸「quiet room」を披露。本編をほぼMCなしで突っ走り、ようやくMCらしいMCのパートに入ると、開口一番「シュガーハイウェイ」で声が出なくなってしまったことを謝る。そして「フロントに立って歌うという経験を一度もしたことがなくて、今日を迎えて、本当にすごいことだなと思いました。僕のために来てくれたんですよね? ありがとうございます」とファンに感謝の気持ちを伝えた。神山は「しあわせなおとな」に込めた思いを語ったあと「ゆめでいいから」を熱唱。予定にはなかった「シュガーハイウェイ」をもう一度歌って、初のワンマンライブの幕を下ろした。

神山羊 プレミアムワンマンライブ「しあわせなおとなが眠るとき」2019年4月28日 恵比寿ザ・ガーデンルーム セットリスト

00. しあわせなおとなが眠るとき
01. spray
02. journey
03. lili.
04. カトラリー
05. 青い棘
06. ユートピア
07. MILK
08. Dancer in the Dark
09. INTER
10. TV Show(In the Bedroom)
11. YELLOW
12. シュガーハイウェイ
<アンコール>
13. quiet room
14. ゆめでいいから
15. シュガーハイウェイ

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