宇宙戦士KOTO、新旧織り交ぜた過去最多曲数セットリストで魅力出し尽くした4thワンマン

KOTOが昨日11月23日に東京・LOOPでワンマンライブ「代官山LOOP 10周年記念KOTO 4thワンマンライブ～フォースインパクト～」を行った。

自身の20歳の誕生日に、11月28日にユニバーサル ミュージックからニューアルバム「ばいばいてぃーんずららばい」をリリースすることを発表したKOTO。発表後、初となるワンマンライブで彼女は、ニューアルバム収録曲と既発曲を織り交ぜた過去最多曲数のセットリストでライブを繰り広げ、集まったことらー（KOTOファンの呼称）にKOTOの持つ魅力を全力で伝えた。

ニューバージョンのSEに乗ってステージに登場したKOTO。黒いドレスに身を包んだ彼女は、虎が描かれたド派手なTシャツを着たDJの佐々木喫茶と共にニューアルバム収録曲「DEAD or kawaii」でライブの口火を切ると、シームレスに「推定スウィーティ」につなげてことらーを沸かせる。続けて新曲「ミッドナイト放題」をパフォーマンスしたKOTOは、「3曲やっただけで、さっそく暑い。今日は外めっちゃ寒かったと思うんですけど、みんなにも汗だっくだくになってもらうので2時間ついてきてください」と呼びかけたのち、レア曲「プリン症候群」を披露。「TAIKUTSUが止まらない」「るっぱっぱ」に続く「SixteenSick」では、KOTOの「あー、よっしゃいくぞお」というかわいい号令を合図にことらーが気合いの入った声を場内に響かせ、同曲のサビでKOTOとことらーはタオルを振り回して盛り上がる。SAWA提供曲「Poison Girl」に続けて「きらいリターンズ」「バレンタインズバレリーナ」「舞踏遊戯」の既発曲3曲を間断なくパフォーマンスしたKOTOは、ニューアルバム表題曲「ばいばいてぃーんずららばい」で観客に手を振ってステージをあとにした。

休憩を挟んでKOTOは新衣装で登場。この衣装は現在ショートバージョンがYouTubeで公開中の新曲「タイガーファイヤーサイバーファイター」のミュージックビデオで使用されているもので、“宇宙戦士”をコンセプトにしているのだという。宇宙戦士となったKOTOはニューアルバム収録の新曲「とってもGood！なBBQ」でライブを再開し、ことらーに「B！B！Q！」「まだ食べたい！」と叫ばせたのち、「らぶそんぐ」をキュートにパフォーマンス。続く「たまにきみにまるまって」でことらーは爆発的に沸き上がり、力強いコールを会場に響かせた。その後もKOTOは新旧のナンバーでそのダンススキルを見せつけ、ユーロビート調の「おとこのこちゃん」では高速でパラパラを踊ってことらーを熱狂させる。ライブ終盤でKOTOはソロデビュー曲「ことりっぷ」に続けて代表曲「プラトニックプラネット」を披露。同曲でことらーが持参したボードを掲げる中、ことらーたちは「P！L！A！T！O！N！I！C！」と全力で叫び、フロアのボルテージは最高潮に達した。場内に熱気が満ちあふれる中、「タイガーファイヤーサイバーファイター」を激しく踊ったKOTOは、前に進む意志を歌った「Can go!!」でライブ本編を明るく締めくくった。

ことらーの熱烈なアンコールに応じてステージに再び登場したKOTO。彼女は会場に集まったことらーと記念撮影を行ったのち、「タイガーファイヤーサイバーファイター」をもう一度披露してその力を出し尽くすと、温かい拍手と歓声に包まれながらワンマンライブに幕を下ろした。

なおKOTOはソロデビュー5周年を記念して、2019年2月10日に東京・Gladでレコライドとツーマンライブを行うことを発表。イベントの詳細は後日アナウンスされる。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。