やるかヤルか犯るかだ！ベッド・インねるとん最終戦、アルカラとアブノーマルな乱痴気騒ぎ

ベッド・インのおギグイベント「2マンシリーズ2018 ～炎のねるとん3本勝負～」の第3回が、11月7日に東京・新宿LOFTで行われた。

彼女たちが今対バンしたいアーティストを迎えるツーマン企画「炎のねるとん3本勝負」。最終回は「ネコフェス」の主催を務め、同フェスで互いの親交を深めたアルカラを迎えてのおギグとなった。

一番手を務めたアルカラは疾走感あふれる「交差点」でライブをスタート。おなじみのタンバリンに加え、真っ赤なマラボーを首に掛けて登場した稲村太佑（Vo, G）は「ねるとん、シクヨロー！」とバブリーな挨拶でオーディエンスをハイテンションで歓迎した。この日のライブ前半、アルカラは「やるかやるかやるかだ」「チクショー」などメロディアスなギターサウンドが特徴的な楽曲をプレイ。稲村の「ずっと潤い続けるベッド・インに贈ります」というMCののち届けられた「サースティサースティサースティガール」では下上貴弘（B）、疋田武史（Dr）の2人がコシのあるリズムを響かせ、観客たちを踊らせた。

サポートギタリストの竹内亮太郎を含むメンバー全員でのソロ回しが行われた「シェイクスパイ」ののち、稲村は「ああー今日のLOFTはー、女の子とおじさーん……」と朗々と歌いつつ「ハッ？って顔すんのやめろ！」と自虐的に語り、場を和ませていった。さらに彼はベッド・インについて知るためGoogleで調べた際、検索結果に出てきた関連アーティストが元AKB48のメンバーばかりだったことを明かし、「AKBやったの、あの人たち？」と不思議そうに尋ねて観客たちの笑いを誘った。そしてライブ後半に入ると、アルカラは「アブノーマルが足りない」「ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト」とスケール感に満ちた楽曲を畳みかけ、フロアを十分に温めて出番を終えた。

続いてのベッド・インは「♂×♀×ポーカーゲーム」「GOLDの快感」などライブでおなじみの楽曲群でご機嫌なムードを演出。定番のバブルジョークを交えたMCに入ると、中尊寺まい（Vo, G）はアルカラの稲村のMCを話題に上げ「AKBってかDKB、でっかいバストだったんですけどね！ 神対応じゃなくてハメ対応、塩対応じゃなくて潮吹き対応！」とコメントした。さらに益子寺かおり（Vo）が「アルカラさんとこんな濃厚なお絡み、チョメチョメは初めてでマンモスうれPです！」と競演を果たせたことをうれしそうに語りつつ、「ウチらの下半身はまだまだサースティサースティだから、みんながビションコにしてチョンマゲよー！」とアルカラのファンを温かく迎えた。

「炎のねるとん3本勝負」恒例のカバーコーナーでは、「今日は何曜日？」「そう、真ん中モッコリ水曜日ね」というトークでつなげてアルカラの「水曜日のマネキンは笑う」を披露。かおりは稲村に負けず劣らずの伸びやかな歌声を会場に響かせ、アルカラに対するリスペクトを表現した。さらに「SHOW ME POWER」披露後にはアルカラの下上が“ベンリ君”として登場し、まいとかおりの生着替えをサポート。その後ベッド・インたちは「男はアイツだけじゃない」でさらにフロアの熱気を高め、本編終盤をにぎやかに彩った。

“マンコール”ではまいとかおりの「昨晩……何本コイた？」「6本ぐらいかなー？」「6本といえば……六本木ー！」という会話から「六本木心中」のカバーへと突入。この楽曲の中盤では稲村がゴージャスなジャケットに身を包んで登場し、かおりと共に「夜のヒットスタジオ」出演時のアン・ルイスと吉川晃司のパフォーマンスを再現して性徒諸クン（ベッド・インのファンの総称）を喜ばせた。さらにこの楽曲が終わると、疋田が「リハーサルのときから悶々してました……僕もヤラしてください！」と乱入する。加えて下上もトッポいサングラスをかけてステージに登場し、まいとかおりは「下のくちびるNetworkが大忙し！」「ぶっとびぃー！ もはや乱交パーティだわ……全員でベッド・インしちゃお！」と大興奮。そして「C調び～なす！」をアルカラの3人を交えてプレイし、「炎のねるとん3本勝負」最終回は大盛り上がりで膜を閉じた。