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“実年齢マイナス45年”の世界を追求する男、半田健人のフォークコンサート

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東京・渋谷7th FLOOR公演の様子。

東京・渋谷7th FLOOR公演の様子。

5月30日にニューアルバム「生活」をリリースした半田健人が、これを記念して東京・渋谷7th FLOORでライブを行った。

アルバム「生活」は、日本のフォークの名門レーベルであるURCレコードやベルウッドレコードの音楽に惚れ込んだ半田が、その世界を現代に再現すべく、柳田ヒロをサウンドプロデューサーに起用して制作したもの。アルバムはスチールギターやバンジョーなどをフィーチャーし、1970年代のフォークやカントリーの再現に挑んでいたが、今回のライブはバイオリンを使用した一部の曲を除き、基本的に半田が弾くギターだけで行われた。

テンポの速い楽曲ではスリーフィンガー奏法で正確なリズムを刻む半田。今回のアルバムはなぎら健壱に強い影響を受けて制作されたとのことで、彼は「なぎら健壱さんのライブに何度も足を運んで、直接スリーフィンガー奏法などのギター奏法を教わりました」という制作秘話を語った。なお、半田が完成したアルバムをなぎらに届けたところ、翌日早朝4:00に「これはいいアルバムです」と本人から電話がかかってきたという。

歌や演奏のみならず彼はこの日、豊富な音楽知識にもとづくトークや、フォークシンガーのものまねコーナーなども披露。全体的に昭和のフォークコンサートの雰囲気を再現したこのライブについて、1984年生まれの彼は「基本的に僕は『実年齢マイナス45年』の世界を追求していますから」と語った。

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