パソコン音楽クラブが初の全国流通盤となるフルアルバム「DREAM WALK」を6月20日にリリースすることが決定した。
パソコン音楽クラブは「DTMの新時代が到来する!」をテーマに、 Roland・SCシリーズやヤマハ・MUシリーズなどの1990年代の音源モジュールを用いて楽曲制作する、2015年に関西で結成されたユニット。2017年にMaltine Recordsから無料配信ミニアルバム「PARK CITY」を発表したのを皮切りに、東京・ラフォーレ原宿のグランバザールのCM音楽を制作したり、テレビ東京系ドラマ「電影少女‐VIDEO GIRL AI 2018-」の主題歌である
今回のアルバムは8曲入り。古い機材のハイ落ちした不明瞭なサウンドと、1990年代特有のベルやパッドなどの音色でノスタルジックなイメージを喚起させつつも、現代的なクラブミュージックの影響も感じさせる作品に仕上げられている。なおパソコン音楽クラブは今作の発売に伴い、大阪、熱海、東京の3カ所でリリースパーティの開催を予定している。
また今作のリリースを祝した、tofubeats、
パソコン音楽クラブ「DREAM WALK」収録曲
01. 走在
02. Virtual TV
03. Waterfront
04. OLDNEWTOWN
05. Toxic(Interlude)
06. Inner Blue
07. Once More
08. Beyond
tofubeats コメント
山を切り開いた景色、無人のショッピングモール、まっすぐな舗装された道、カタカナの名前のついた広場。
同じような形のマンション、区画整理が行き届いた住宅地。ベッドタウンへと向かう線路。
それぞれの孤独が息づく町となぜかそんな町に感じるノスタルジー。
我々は今日も他の誰かの手放した機材を探し、再び鳴らす。
クールなのにエモーショナル。教科書にまだ載っていない歴史。
夢のようで夢じゃない。でもやっぱり夢かもしれない。
imai(group_inou) コメント
「最近のクラブミュージックは全然面白くないからなー」なんてボヤいていた自分に強烈なビンタをかましてくれたのが、パソコン音楽クラブです。
ローファイな音像、奇妙な電子音、美しいメロディー。
彼らの音楽には自分がテクノを好きになった時のワクワクが詰まっています。
忘れ去られてしまった中古機材と音源モジュールを使った錬金術!
最高のアルバムをありがとうございます。
tomad(Maltine Records) コメント
見知らぬ土地のパーキングエリアで見た朝焼けのような、日常からすり抜けて空虚と悦楽が近づく稀有なひとときをこのアルバムはとらえようとしている。
リンク
- パソコン音楽クラブ 1st Album " DREAM WALK " Trailer Movie - YouTube
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としこし | ToshikoP | 飯山コシコシ @ToshikoP
パソコン音楽クラブ、バーチャルねこさん味を感じた
90年代音源モジュールで曲作り、パソコン音楽クラブが初の全国流通盤リリース(コメントあり / 動画あり) - 音楽ナタリー https://t.co/gHKQn2xRJw