ももクロ流“歌合戦”で豪華16組が競演＆3年連続エビ反りジャンプであけおめ

ももいろクローバーZが昨日12月31日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで年越しライブイベント「ゆく桃くる桃 ～第1回 ももいろ歌合戦～」を開催した。

3年連続での実施となった「ゆく桃くる桃」。今年は氣志團、大黒摩季、小林幸子、加山雄三、水前寺清子ら豪華ゲストを迎え、ももクロ率いるももクロ軍、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手をリーダーとした田中軍の2チーム間で勝負をする「ももいろ歌合戦」が催され、総合司会は東京03が務めた。

田中軍でトップバッターを務めた氣志團は「行くぜっ！怪盗少女」「Chai Maxx」「ココ☆ナツ」というももクロ楽曲のメロディを用い、「One Night Carnival」の歌詞を引用した新曲「乙伝説 ～月末ビンボー ももいロックンローラー乙のテーマ～」を披露。綾小路翔（Vo）は百田夏菜子が得意とするエビ反りジャンプを決めるなど、ももクロメンバーも驚く演出で会場を沸かせた。一方ももクロ軍のサイプレス上野とロベルト吉野は「ぶっかます」、ももクロは田中選手の2017年登板曲である「何時だって挑戦者」を歌唱。田中選手は「敵ながら歌ってくれてうれしい」と笑みをこぼしていた。

その後、井上苑子、塩乃華織、角田晃広（東京03）と両軍の出演者が続々と登場。ももクロ軍の松本明子は、“松本明子 with れにメイツ”として、高城れにと3B juniorのメンバーがバックダンサーを務める中、「♂×♀×KISS」を届けた。ももクロ軍の指田フミヤ＆Kanakoo（百田夏菜子）は「花になれ」をしっとりと歌い、田中軍の矢口真里は佐々木彩夏、玉井詩織、高城と共にモーニング娘。「恋愛レボリューション21」をパフォーマンスして観客を大いに盛り上げた。また田中軍の米良美一＆TeddyLoidによる「もののけ姫2018 feat. 米良美一」では有安杏果がダンスを披露して花を添えた。

公演途中にKiss、布袋寅泰、YOSHIKI（X JAPAN）といったレジェンド級アーティストからの応援映像が流される場面もありつつ、ももクロ軍の大黒摩季はももクロと共にオーディエンスを煽り、場内を「ら・ら・ら」コールで包み込んだ。田中軍のさだまさしが東京・両国国技館から中継で参加したあと、ももクロ軍の小林幸子は壮大な衣装で「存在証明」を熱唱。ももクロ軍のトリを務めた加山雄三は、サ上とロ吉、ももクロと共に「蒼い星くず」を歌い上げた。続いて水前寺清子が「いっぽんどっこの唄」を熱唱して、田中軍のトリを飾った。2チームの対決が終わったあと、生配信を楽しんでいたAbemaTVの視聴者の投票によってももクロ軍の勝利が決定。リーダー百田が優勝旗を受け取り、最後はオールキャストがそろい、「三百六十五歩のマーチ」を歌って「ももいろ歌合戦」を終えた。

イベントの後半にはももクロがカウントダウンライブを行い、「仮想ディストピア」のあと、3年連続となる「行くぜっ！怪盗少女」で新年を迎えることに。間奏では「ももいろ歌合戦」の出演者もステージへと上がり、華やかな雰囲気の中で百田がエビ反りジャンプで決めて、笑顔で新しい年の幕開けを飾った。