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Da-iCE、関東初のアリーナ公演でロングツアーに幕!幕張から5周年の“NEXT PHASE”へ

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アルバム「NEXT PHASE」のビジュアルを再現するDa-iCE。(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)

アルバム「NEXT PHASE」のビジュアルを再現するDa-iCE。(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)

Da-iCEが12月15、16日に千葉・幕張イベントホールにてワンマンライブ「Da-iCE LIVE TOUR 2017 -NEXT PHASE-」を開催した。

この公演は、6月にスタートした彼らの全国ツアーの最終公演として行われたもの。Da-iCEが関東のアリーナ会場で単独公演を開催するのは今回が初めてで、会場にはこの日を待ちわびた大勢のファンが詰めかけた。この記事では、15日に行われた公演の模様をレポートする。

開演時刻を迎えると、メンバー紹介と共に立方体のスペースシップが宇宙空間を駆ける近未来的なVTRがスクリーンに映し出される。映像の中の宇宙船が着地すると舞台を覆う幕が開き、無機質なステージセットの奥からDa-iCEの5人が姿を見せた。

彼らは次のステップへと歩みを進める力強い意志を歌う「NEXT PHASE」でライブの幕を切って落とす。続く「WATCH OUT」では大野雄大が「行こうぜ幕張!」と絶叫。彼らの熱気にオーディエンスも大きなシンガロングを返し、会場の熱気はぐんぐんと高まっていく。3曲目の「Step Back!」ではメンバーの前に檻を模したセットが置かれ、火柱の上がる演出の中、5人は鎖を使った妖しげなパフォーマンスで観客の目を奪っていた。

さわやかなアップチューン「ハッシュ ハッシュ」ではトロッコに乗り、さっそく客席エリアへと飛び出した5人。大サビで気持ちよさそうにハイトーンを響かせた花村想太は、同じトロッコに乗った岩岡徹、和田颯とハイタッチを交わした。MCではリーダーの工藤大輝が「やっと関東でアリーナ公演ですね」としみじみつぶやく。千葉県出身の徹は「やっと地元に帰ってこられたー、ありがとう!」と、凱旋の喜びを体全体で表現していた。

続くブロックでは、アイテムや照明演出を効果的に使ったコンセプチュアルなステージがオーディエンスの目を楽しませる。ヘッドフォンの着脱の動きとサウンドの強弱をシンクロさせた「Noise」、息の合ったチェアダンスで艶っぽい楽曲の世界観をより際立たせた「Chocolate Sympathy」と、5人が次々に目の前で繰り広げるパフォーマンスに観客も喝采を送る。そして、パフォーマーの3人がスキルフルなダンスを存分に見せたダンスセクションを終えると、ムードは一変。舞台上にはフォーマルなシャツとパンツに衣替えした5人が再登場し、雄大と想太はバラードナンバー「恋ごころ」「REASON」で甘く切ない歌声を響かせてファンを魅了した。

濃紺のベロアジャケットを羽織った5人がステージセンターに並ぶと、その奥のLEDビジョンには彼らが2018年に迎えるデビュー5周年イヤーにファンを歓迎するティザー映像が映し出される。すると、Da-iCEは1月17日にリリースされる“5周年イヤー第1弾シングル”のタイトルトラック「TOKYO MERRY GO ROUND」をここで初披露。煌びやかでファンキーなポップサウンドに楽し気な表情を浮かべながら、エネルギッシュにステージを躍動した。

「You & I -5 Voice edit-」で再びトロッコに乗り、想太が「幕張一緒に歌ってくれますか!」と声を求めると、ライブも佳境へ。この曲ではパフォーマーの3人もマイクを握ってファンに歌声を届け、オーディエンスは「HEY! HO!」と元気に声を合わせた。その後のMCパートでは会場中を巻き込んでウェーブを起こし、一体感を一層高めていった5人。ファンが楽しむ様子を目の当たりにした想太は「僕ら、1人ひとりに最高の音楽を届けます!」と叫び、続く「トニカクHEY」では言葉に強く魂を込めたような渾身のボーカルでパフォーマンスを牽引した。

夏の終わりを歌うセンチメンタルなミッドチューン「君色」では会場が青いペンライトの光一色に彩られ、ロマンチックな光景の中でメンバーはしなやかなダンスを踊ってみせる。続く「Fly Higher」では自撮り棒を手に自由にステージを動き回り、観客の笑顔を誘った5人。本編のラストを飾ったのは「TWO AS ONE」で、想太と雄大は伸びやかなボーカルを広い空間に思い切り響かせた。アウトロでステージ奥に置かれた階段に集まった5人は、お互いの肩に手をかけると真っ直ぐ力強い眼差しを向ける。スライド式のLEDパネルが5人の姿を奥に隠すと、彼らと同じポーズを決めたアルバム「NEXT PHASE」のアーティストビジュアルがパネルに映し出された。

アンコールは、メンバーがそれぞれに披露したい楽曲をつなげたメドレーでスタート。大輝、徹、想太はトロッコに乗り、雄大と颯はスタンド席を歩きながらサインボールを客席に投げ入れ、熱い歓声を集めた。メンバーがステージに戻ると、想太は「改めてアンコールありがとうございます。ここからこの曲で盛り上がっていきたいと思います!」と言って「大阪LOVER」へとつなげる。観客もハンズアップして軽快なサウンドに乗り、会場の一体感は最高潮に。この光景に、雄大は「最後の曲で力使い果たしてくれますか? タオル、ブン回してくれますか!?」とさらにオーディエンスを焚きつける。ラストナンバーの「パラダイブ」では徹が雄大のマイクを奪って雄大を誘導したり、大輝と颯が歌唱中の想太にちょっかいを出したりと、メンバーは思い思いに楽しさを爆発させる。そして、自由な5人が動き回るステージに向けオーディエンスは大サビで大合唱の声を響かせ、この歌声を聴いた雄大は「やっぱりこういうの、大好きだ!」と笑顔を弾けさせていた。

Da-iCE「Da-iCE LIVE TOUR 2017 -NEXT PHASE-」
2017年12月15日 幕張イベントホール セットリスト

01. NEXT PHASE
02. WATCH OUT
03. Step Back!
04. ハッシュ ハッシュ
05. Noise
06. Free Falling
07. Chocolate Sympathy
08. 恋ごころ
09. REASON
10. Sugar High
11. TOKYO MERRY GO ROUND
12. せつなくて
13. Into you
14. FANTASY
15. You & I -5 Voice edit-
16. FIVE
17. トニカクHEY
18. Stand
19. BOND
20. 君色
21. Fly Higher
22. TWO AS ONE
<アンコール>
23. Back To The Future~エビバディ~Startin' Up~この曲のせい~DATE~TOKI
24. わるぐち
25. 大阪LOVER
26. パラダイブ

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