GLAYが結婚式での曲使用に限り著作隣接権料を徴収しないと発表

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GLAYが、彼らの楽曲をブライダルで使用する場合に限り、著作隣接権について使用者からの料金を今後徴収しないことをアナウンスした。

GLAYとは?

北海道函館市出身の4人組ロックバンド。TAKURO(G)とTERU(Vo)を中心に1988年に活動を開始し、1989年にHISASHI(G)、1992年にJIRO(B)が加入して現在の体制となった。1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1996年にはシングル「グロリアス」「BELOVED」が立て続けにヒットし、1997年に12枚目のシングル「HOWEVER」がミリオンセールスを記録したことでトップバンドの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブを開催し、当時有料の単独ライブとしては日本最多観客動員を記録する。2010年4月には自主レーベル「loversoul music & associates」(現:LSG)を設立。メジャーデビュー20周年となる2014年には宮城・ひとめぼれスタジアム宮城にて単独ライブ「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を行った。デビュー25周年を迎えた2019年より「GLAY DEMOCRACY」をテーマに精力的な活動を展開。10月にアルバム「NO DEMOCRACY」を、2020年3月にベストアルバム「REVIEW II -BEST OF GLAY-」をリリースした。デビュー30周年を迎える2024年は、周年のテーマとして「GLAY EXPO」を掲げて活動中。5月にシングル「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)- / シェア」を発表し、6月に埼玉・ベルーナドームで単独公演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」を行い、10月に4年ぶりとなるアルバム「Back To The Pops」をリリース。11月から全国アリーナツアーを開催する。

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これは、GLAYの楽曲を結婚式で使用したいという多くの問い合わせを受けて、メンバーが「結婚式という人生のすばらしい舞台で自分たちの曲を使用してもらえることは大変喜ばしいことであり、それであれば自分たちは無償提供したい」と考えたことから決まったもの。適用されるのはGLAY名義で発表しているオリジナル曲のみで、曲を流す際に著作隣接権料の徴収はないが、演奏権と複製権の使用料はJASRACもしくはNexToneに支払う必要がある。

GLAYのオフィシャルサイトでは著作隣接権を徴収しない楽曲のリストと、使用方法によって申請が必要な管理団体の説明が掲載されている。

なおGLAYは11月には、テレビドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の主題歌「the other end of the globe」に関して、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の吟遊詩人専用アクション“楽器演奏”を使用してゲーム内で演奏した動画や、「the other end of the globe」のオリジナル音源と「ファイナルファンタジーXIV」のゲーム映像を組み合わせた動画をYouTubeやニコニコ動画に公開することを許諾すると発表している。「ファイナルファンタジーXIV」著作物利用許諾条件では「ファイナルファンタジーXIV」の著作物を使用した動画に同ゲーム以外の楽曲や音声データを合わせることを禁止しているが、GLAYの発表によって「the other end of the globe」に限り特例として条件違反とは見なされないことになった。

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