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SOIL & "PIMP" SESSIONS、晩秋の赤坂に野田洋次郎迎えた半年ぶりワンマン

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SOIL & "PIMP" SESSIONSと野田洋次郎(RADWIMPS)のコラボの様子。(撮影:後藤倫人)

SOIL & "PIMP" SESSIONSと野田洋次郎(RADWIMPS)のコラボの様子。(撮影:後藤倫人)

SOIL & "PIMP" SESSIONSが11月15日に東京・マイナビBLITZ赤坂にてワンマンライブ「晩秋のハリネズミ」を開催した。

彼らが劇伴を手がけたTBSドラマ「ハロー張りネズミ」のサウンドトラックアルバム「真夜中のハリネズミ Music from and inspired by ハロー張りネズミ」のリリースを記念して行われた今回の公演。彼らがワンマンを行うのは、2016年10月の元晴(Sax)脱退後の“充電期間”を経て今年4月に行われた公演以来約半年ぶりとあって、大勢のファンが詰めかけた会場は開演前から熱気にあふれていた。

サポートに栗原健(Sax / MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO)を迎えた6人体制で行われたこの日のライブは、社長(アジテーター)の「赤坂BLITZ、準備はいいか!」という力強い煽りで幕開け。彼らは「真夜中のハリネズミ」に収録されたナンバーを中心に、「閃く刃」「SUMMER GODDESS」といったキラーチューンも所々に織り交ぜてフロアをヒートアップさせていく。タブゾンビ(Tp)と栗原は序盤から息の合ったアンサンブルを会場に響かせたり、遊び心にあふれたソロの応酬を繰り広げたりと自在なプレイでオーディエンスを楽しませ、「Blow Up」では丈青(Piano)がショルダーキーボードを手にステージ前方へ躍り出て切れ味鋭いソロを聞かせた。

MCでは、以前に比べてキーボードパートを担うことが増えた社長に対し、丈青が「社長、鍵盤すごくうまくなってます!」と賛辞を贈る。社長は「俺やること増えたもん!」と言って笑いを誘い、「そりゃあ、15年もこの人(丈青)の鍵盤を聴いているわけだから、いろいろ盗めましたよ(笑)」と返した。「人生」ではその社長が奏でるキーボードの音色が怪しげに楽曲を彩る。中盤にはメドレーコーナーが展開され、彼らはクラップやコール&レスポンスで客席を巻き込むパフォーマンスを見せて一体感を一層高めていった。

「Soilent Remedy」を終えると、社長がコールしたのはこの日のゲスト・野田洋次郎RADWIMPS)の名前。大きな拍手でステージに迎えられた野田は、SOILメンバーが奏でる「ユメマカセ」に乗せて歌声を響かせる。ロングジャケットを翻しながら軽快にリズムに合わせて体を揺らし、言葉を巧みに操る彼の姿にファンは熱狂した。パフォーマンス後には2組が今回のコラボについて語るトークコーナーが設けられ、ここでタブゾンビは「(2組が出演した)ドラマの撮影が終わったあと、社長が野田くんみたいなパンツと瑛太くんみたいなシャツを着始めた」と暴露。これに野田が「完全にマッシュアップですね!」と反応すると、会場は大きな笑いに包まれていた。

「野田洋次郎に大きな拍手を!」と言って野田を見送ったのち、バンドは「ルパンのテーマ」をドロップ。それぞれが攻撃的なパフォーマンスでフロアを圧倒すると、「Fantastic Planet」ではオーディエンスから大きなシンガロングが沸き起こり、会場の熱気は最高潮に達した。ライブの最後には、バンドが次作を制作中であることが報告され、社長の「いい曲、生まれてます。楽しみにしていてください!」という言葉に喜びの歓声が上がる場面も。「晩秋のハリネズミ」は12月8日に大阪・BIGCATにて次の公演が開催される。この大阪公演には長岡亮介(ペトロールズ)が参加する。

SOIL & "PIMP" SESSIONS「晩秋のハリネズミ」※終了分は割愛

2017年12月8日(金)大阪府 BIGCAT
<出演者>
SOIL & "PIMP" SESSIONS / 長岡亮介(ペトロールズ)

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