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大盛況の「マジカルミライ」初音ミクらが10年間の楽曲を“披露”

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左から巡音ルカ、MEIKO、KAITO、初音ミク、鏡音リン、鏡音レン

左から巡音ルカ、MEIKO、KAITO、初音ミク、鏡音リン、鏡音レン

9月1~3日に千葉・幕張メッセで、初音ミクに関する創作文化を体験できる大型イベント「初音ミク『マジカルミライ 2017』」が開催された。

今年で開催5回目を迎えた「マジカルミライ」は、企画展とライブの併催イベント。企画展では初音ミクの発売10周年を祝うべく集まった多くの人々が、クリエイターによるイラストや関連企業によるグッズの展示、ワークショップなどを楽しんでいた。この記事では、初音ミクがバンドの生演奏に乗せて新旧問わず10年間に発表された楽曲を届けた初日の夜公演の模様をレポートする。

スクリーンに「マジカルミライ」の歴史を辿るムービーが流れたあと、照明がステージの中央に集まり光の中から初音ミクが“出現”。ミクが1曲目「みんなみくみくにしてあげる♪」でキレのあるダンスを披露すると、場内には彼女の髪色にちなんだ緑のペンライトの光が一斉に揺れた。ナユタン星人作曲のダンスナンバー「エイリアンエイリアン」を歌い終えたミクは「会場のみんな、こんばんは! 『マジカルミライ』へようこそ!」と挨拶。「ツギハギスタッカート」ではステージ上で白いワンピースに一瞬で衣装をチェンジした彼女が、ピアノの旋律に合わせてバレリーナのように可憐に踊りオーディエンスを魅了した。

その後ミクがステージから姿を消したかと思えば、金色のワンピースを着た鏡音リンが現れる。ドーナツやケーキの映像をバックにリンが元気いっぱいに「スイートマジック」を踊ったあとには、鏡音レンが拳を突き上げながら「脱法ロック」を力強く歌い上げ会場の温度を引き上げた。ラグジュアリーな青い衣装に身を包んだKAITOは「ドクター=ファンクビート」をエレガントに踊り、オーディエンスの視線を釘付けに。続いてステージに登場したMEIKOは、セクシーな黒のドレスを身にまとい「忘却心中」を艶やかに歌唱した。次々とステージにVocaloidが登場する展開に期待が高まる中、巡音ルカ、初音ミク、鏡音リンが届けたのはバレンタインソング「どりーみんチュチュ」。パステルカラーの衣装を着た3人は両手でハートを作るキュートなダンスを繰り広げ、会場を沸かせた。

その後も彼女たちは「サイハテ」や「ダブルラリアット」など人気ナンバーを次々と披露。ロックナンバー「なりすましゲンガー」では青緑のベースを手にしたミクと黄色のギターを持ったリンがツインボーカルで楽曲を歌い上げ、会場にはコール&レスポンスが沸き起こった。ミクが「みんなで一緒に歩いてきた10年間……本当にありがとう」とおじぎをしたあとには、2007年12月にryo(supercell)によって投稿された楽曲「メルト」の演奏へ。盛大なシンガロングが響き渡る中、客席に向けてテープが放たれ場内は祝祭感あふれる雰囲気となった。そして観客の“ミクコール”を受けて再びステージに現れたミクは「マジカルミライ 2017」のテーマソング「砂の惑星」のほか「39みゅーじっく!」「Hand in Hand」など歴代の「マジカルミライ」のテーマ曲を届けてオーディエンスを楽しませた。最後にミクが笑顔で「またね!」と言い残してステージをあとにすると、客席からは多数の「ありがとう!」の声が上がった。

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