ET-KINGいときん、肺腺がんを公表「生きたい!!」

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ET-KINGのリーダー・いときんが肺腺がんを患っていることを公表。治療に専念するため、個人のライブ活動を年内いっぱい休止することを発表した。

ET-KINGとは?

1999年に大阪で結成。5MC+1DJ+1総合司会という異色のメンバー構成で、大阪は通天閣のすぐ近く大国町を拠点に共同生活をしながら活動をスタートさせた。レゲエ、ヒップホップ、テクノ、ロック、さらに歌謡曲や演歌までも取り入れたオリジナルなサウンドと、はっぴを身にまとい「お祭り」をテーマに繰り広げられるエネルギッシュなライブで注目を集める。2007年にシングル「愛しい人へ」とアルバム「LOVE&SOUL」のヒットでブレイク。結成15周年を目前に控えた2014年に全国ツアー「ET-KING 結成15周年記念全国ツアー ~おまえとおったらおもろいわ!~」を開催し、ツアーファイナルを持って“充電期間”と称した活動休止期間に入ることを発表した。同年9月にメンバーのTENNが死去。2015年7月にメンバー6人で活動を再開し、2016年2月に活動再開後初のアルバム「Ideologie」を発売した。2017年8月よりリーダー・いときんが肺腺がんの治療に専念するためライブ活動を一時休止。同年12月に行われた全国ツアーファイナル公演にて復帰したものの、2018年1月に死去した。その後もグループは活動を続け、4月にニューアルバム「LIFE」を、11月に配信シングル「この街の空」をリリース。2019年1月より結成20周年記念の全国ツアー「えびす巡業~やりたい放題やったる年!!~」を行う。

ET-KING。写真前列中央がいときん。

ET-KING。写真前列中央がいときん。

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いときんは毎年定期的に受けている健康診断において、ステージ4の進行がんであることが発覚した。リンパ節や脳にもがんが転移している状態であることを明かしながらも、「ET-KINGのリーダー、いち大阪のブルースマン、そしてHIP HOPのトラックメイカーとして、自分の音楽、哲学に向き合い、まだまだ作品を残したいと思っています。生きたい!!」と復活を宣言している。

なお、いときんの休止中もET-KING、OSAKA ROOTSの活動は継続する。

いときん コメント

7月26日から、大阪市内の病院に深部静脈血栓症の為入院しております。
そしてもう1つ、治療をしなければならない病気にかかっております。病名は肺腺がんです。
6月に健康診断を受けた際に発覚し、7月に細胞検査などをした結果、ステージ4の進行がんであることが分かりました。リンパ節、そして脳にも転移しております。
これから生命力を尽くし、家族、仲間と共に病気と向き合い、治療法を選択し専念していきたいと思っております。
ET-KINGいときんとしてのライブ活動はしばらく休ませて下さい。
ライブ関係者各位、イベンターのみなさまには、年内のライブにつきまして大変ご迷惑をおかけすることになりますが、事務所メンバー含め精一杯の対応をして参りますので、どうかよろしくお願い致します。
ET-KINGのリーダー、いち大阪のブルースマン、そしてHIP HOPのトラックメイカーとして、自分の音楽、哲学に向き合い、まだまだ作品を残したいと思っています。
生きたい!!

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読者の反応

やまもと @sunday_monday

ET-KINGいときん、肺腺がんを公表「生きたい!!」 - 音楽ナタリー https://t.co/AqorJsefhN 「毎年定期的に受けている健康診断において、ステージ4の進行がんであることが発覚」って、毎年検査しててもこういうことがあるんだなぁ。。。

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