ムック、怒涛の「球体」ツアーがJCBホールで完結

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昨日11月16日、ムックがJCBホールにてワンマンライブ「WORLD CIRCUIT 2009『球体』FINAL」を行った。

約半年におよんだ「球体」ツアーを無事終え、次なるステップへと足を踏み入れたムック。アンコールのMCでは「国内ツアーやります!」と宣言しており、来年も精力的な活動が期待できそうだ。

約半年におよんだ「球体」ツアーを無事終え、次なるステップへと足を踏み入れたムック。アンコールのMCでは「国内ツアーやります!」と宣言しており、来年も精力的な活動が期待できそうだ。

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3月の日本武道館公演から始まった最新アルバム「球体」を携えてのツアーの最終公演となったこの日。「球体」の1曲目を飾る「咆哮」でライブの幕が上がると、会場の熱狂はいきなりピークに。その後、「ハイドアンドシーク」「アゲハ」「レミング」と「球体」からのナンバーが次々と披露されると、会場の狂騒はますます加速した。5曲を演奏し終えたところで、達瑯(Vo)が「ただいま」と挨拶。初の南米公演を含む海外ツアー「MUCC WORLD CIRCUIT 2009- Solid Sphere-」から無事帰国したことをファンに報告した。

「踊れるJCB? 遠慮するなよ」という達瑯の挑発で始まった「ファズ」で会場を大きく揺らすと、そのまま「オズ」へとなだれ込み激しいサウンドでオーディエンスを圧倒した4人。一方で合間に「カナリア」「浮遊」「hanabi」といったメロディアスな楽曲を挟みこむことで、会場の熱気をクールダウンさせるとともに切ない空気で満たした。

後半では、海外公演でも行われたドラムの4カウントで会場全体をジャンプさせる「蘭鋳」も披露。そして本編ラストは、彼らの新たな側面を提示するエレクトロチューン「フリージア」で締めくくられた。

熱烈なアンコールの声に応えステージに戻ってきたメンバーたち。普段のライブでは達瑯以外はあまりしゃべらないが、この日は達瑯の音頭でひとりひとりがツアーの思い出を回顧する。SATOちが「今日のJCBは海外行く前からやりたくて、ずっと考えてました」と語れば、YUKKE(B)はスペインでMCした際に失敗したエピソードを披露しつつ会場の笑いを誘う。ミヤ(G)は「言葉が通じるって素晴らしいですね」としみじみと口にすると、「何回も飛行機が落ちるかと思うようなこともあった。言いたいことはひとつだけ、ここに帰って来られてうれしいです。ありがとう」と真摯にファンに感謝を伝えた。

アンコールを演奏し終えメンバーが去った後は、スクリーンに新曲「フリージア」のPVや、スタッフロールが映し出されツアーの終幕を演出。また12月25日に初の配信限定曲(タイトル未定)のリリースが発表されると、会場に大きな歓声がこだました。なお、ムックは年明けの2月5日に主催イベント「えん5」を横須賀芸術劇場で開催。その後、2月14日にNHKホール、2月17日に大阪NHKホールでワンマンライブを行うことが決定している。

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音楽ナタリー @natalie_mu

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