このライブは彼らが9月に新作ミニアルバム「非現実派宣言」を発売したことを記念して行ったもの。チケットはソールドアウトし、会場には大勢のファンが集まった。
「こにゃにゃちわー! イエーイ! ポンポコピー!」と挨拶した下川リオ(Vo, G)は、序盤から大盛り上がりの観客に対して「挫・人間なんか観にきてバカじゃないの? 終わってますね。今からお前らの人生を徹底的に終わらせてやる!」と声を上げる。サポートドラマーの菅大智(ゴールデンシルバーズ、電化アベジュリー、ex.ドレスコーズ)を含む4人は、最新ミニアルバム収録曲やライブアンセムをパワフルに畳み掛けていった。
また事前にYouTubeで振り付け動画が公開されていた「テクノ番長」「☆君☆と☆メ☆タ☆モ☆る☆」の演奏時にはメンバーと共に観客がダンス。サイリウムを振るオーディエンスの姿も見られ、場内に一体感が生まれていた。新旧の楽曲によるセットリストでアンコールまで駆け抜けた挫・人間は、観客に感謝の気持ちを伝えてステージを降りた。それでも鳴り止まない拍手の中、ステージにはおかめの面を着け、扇子を持った菅が重心を低く落として歩きながら登場した。彼が扇子を開くとそこには「終」の文字が。場内に正月定番のBGMとして知られる「春の海」が流れる中、ライブは終幕した。
なお挫・人間は現在ミニアルバムを携えたツアー「挫・人間 りりぱ・つあー」を開催中。11月23日には大阪・Live House Pangeaでもワンマンライブ「りりぱ・わんまん “ちょおじつりょくはせんげん”」を行う。
関連する特集・インタビュー
挫・人間「挫・人間 りりぱ・つあー」(※終了分は割愛)
2016年11月10日(木)愛知県 APOLLO BASE
2016年11月11日(金)新潟県 CLUB RIVERST
2016年11月13日(日)富山県 Soul Power
2016年11月16日(水)北海道 Spiritual Lounge
挫・人間「りりぱ・わんまん “ちょおじつりょくはせんげん”」
2016年11月23日(水・祝)大阪府 LIVE HOUSE Pangea(ワンマンライブ)
リンク
- 挫・人間HP
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