「BEACH TOMATO NOODLE」は海沿いのTOMATO STAGEとプールサイドのNOODLE STAGEの2ステージ制で行われ、Tempalayとドミコに加え、
機材トラブルの影響で開演時刻を少し過ぎた頃、TOMATO STAGEに現れたWalkingsは、「俺たちWalkings、ヘッドライナーじゃなくて“ヘッドバンド”です! 飲み物は頼んだか? じゃあやるぜ!」と「NIVEA」でライブを開始。その後、彼らは高田風(G, Vo)の渾身のシャウトが炸裂する「台風」を皮切りにパワフルなガレージロックナンバーを矢継ぎ早に届け、“ヘッドバンド”らしい勢いのあるパフォーマンスでイベントの幕開けを飾った。NOODLE STAGEのトップバッターGRASAM ANIMALは夏を呼び戻せと言わんばかりに、サマーチューンを連発。男女混声の6人組バンドyuleはマンドリンやグロッケン、シンセサイザーなどを取り入れたドリーミーでノスタルジックなサウンドを開放的なフィールドに響かせる。「FUJI ROCK FESTIVAL '16」にROOKIE A GO-GO枠で出演したことでも話題を集めたGi Gi Giraffeは「Naked Girl」をはじめ、心地よいグルーヴを持ったナンバーを次々と披露した。
SPARK!! SOUND!! SHOW!!は曇り空を一瞥し、「この30分で太陽出します!」と宣言。そして彼らはThe Specials「Little Bitch」とRIP SLYME「JOINT」のマッシュアップ風ナンバー「Little Joint Bitch」で演奏を始め、矢継ぎ早に楽曲を投下していく。その裏でNOODLE STAGEのPunPunCircleは柔らかな歌声を弾き語りで届けていた。TOMATO STAGEに現れた愛はズボーンは「愛はズボーン」でライブをスタート。「ラブラブチューイングガムガムチュー」ではギマケンタ(Vo, G)が脚立を客席エリアに持ち出し、それをやぐらに見立てて観客に盆踊りを踊らせた。ラップクルーJABBA DA HUTT FOOTBALL CLUBは「Revenge For Summer Part.2」など、海沿いのロケーションにぴったりなナンバーを披露し、オーディエンスはプールに入ったり、バーベキューをしたりしながら彼らのパフォーマンスを堪能していた。
坂下光(Vo, G)と長谷川啓太(Dr)からなるドミコは、その場でギターの音をサンプリングしながら楽曲を構築していく。彼らは11月9日にリリースするニューアルバム「soo coo?」に収録される「まどろまない」や「グレープフルーツジュース」などをいち早く届け、サイケなサウンドで観客を酔わせた。すっかり日の暮れたNOODLE STAGEに登場したTENDOUJIはハイテンションなナンバーを連投。ラストの「Groupeee」では観客が次々とプールに入り、メンバーもスライダーでプールに飛び込むなどカオスな雰囲気となった。TOMATO STAGEのトリを務めたのはTempalay。彼らは「LOVE MY CAR」で穏やかにパフォーマンスを開始。小原綾斗(G, Vo)は「僕らみたいな無名バンドにお金を出してくれてありがとう。来年も、再来年もやりたい。みんなで大きくなっていきましょう」と呼びかけ、「Festival」「made in Japan」と人気のナンバーを立て続けに演奏した。ファンキーな「Oh.My.God!!」ではフィールドにいる誰もが踊り出し、この日一番の盛り上がりに。そしてTOMATO STAGEの最後は「have a nice day club」で締めくくられた。
リンク
- BEACH TOMATO NOODLE ビーチトマトヌードル オフィシャルサイト
- Tempalay
- ドミコ domico オフィシャルHP Official Site
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音楽ナタリー @natalie_mu
Tempalay&ドミコ主催の野外イベント“ビートマ”は盛況に https://t.co/zVpUddcorb https://t.co/0ptZ35lz8A