SUPER BEAVER全国ツアー、千葉LOOKで“100点満点”の初日迎える

SUPER BEAVERが昨日6月16日に千葉・千葉LOOKで全国ツアー「SUPER BEAVER『27』Release Tour 2016 ～27こぶ、ラクダ～」の初日公演を開催した。

これは最新アルバム「27」のリリースツアーとして行われているもの。渋谷龍太（Vo）はステージ前方のお立ち台に上がり「始まりました千葉LOOK！ 楽しむ準備はできてますか？ 後ろも見えてるよ、よろしくね！」とぎゅうぎゅうの会場の後方まで声を届けた。

彼はその後も曲の合間に「自由なやり方でどんどん楽しもうぜ！ 初日が一番楽しかったんじゃないのかな？って思えるような、そんな日を一緒に作りましょう！」と熱いメッセージを送りながら、キャパシティが少ないライブハウスならではのラフな空気感でライブを進行していった。「27」収録曲「うるさい」でオーディエンスが大合唱すると、渋谷は「よくできました！」と賞賛。藤原“28才”広明（Dr）の力強いドラミング、柳沢亮太（G）のエッジィなリフ、上杉研太（B）の野太いベース音を絡ませながら、バンドはアグレッシブなパフォーマンスでファンを魅了していく。渋谷が「過去最高に楽しいです！」と声を上げたのち、4人は軽やかに「赤を塗って」を演奏してフロアを揺らしていた。

「言えって」の演奏前に柳沢が「今日、倍率すごかったんだろ千葉LOOK！ まだまだいけんだろ！」と煽ると、観客は「オイ！ オイ！」と拳を突き上げヒートアップ。バンドも演奏を加速させ、ライブ終盤へと向かっていった。オーディエンスのシンガロングが場内を包んだ場面で渋谷は「よかったなー！ あなたがいなきゃ今日はなかったよ。どうもありがとう！」と笑顔を見せる。またアンコールで彼は「今日この場所で始められてよかった。ツアー初日としては100点満点！ 俺は千葉LOOKのことを思い出しながら全カ所回ろうと思います」と述べ、「行ってきますね！」と挨拶。ファンは4人を拍手で送り出した。

SUPER BEAVERはこのあとツアーファイナルの東京・Zepp DiverCity TOKYO公演まで25公演を回るほか、11月8日には東京・渋谷CLUB QUATTROにて追加公演を開催。現在バンドのオフィシャルサイトでは、6月26日23:59まで追加公演のチケットの先行抽選販売が実施されている。