POLYSICS、熱狂の東京公演で全国ツアー終幕

POLYSICSの全国ワンマンツアー「TOUR 2016 ツアーでルンルン!!!」の最終公演が、6月12日に東京・ステラボールで行われた。

3月にアルバム「What’s This???」をリリースし、5月からツアーを開催してきた彼ら。この日は「Introduction!」でライブをスタートさせると、初期のキラーチューン「Buggie Technica」や最新アルバム収録の「アルプスルンルン」などをプレイし観客を盛り上げていく。中盤に披露された「Hurry Up」で、ヤノ（Dr, Vo）は演奏中のメンバーやステージからの眺めを撮影。それらをTwitterにアップしライブの様子を実況ツイートすると、会場から歓声が上がった。

ライブ後半も3人は休むことなく演奏を畳みかける。ハヤシ（G, Vo, Syn, Programming）は「Let’s ダバダバ」でこの日最初のクラウドサーフを決めたあと、「ドップラーごっこ」ではセルカ棒を片手に客席へ乱入。テンションが上がりすぎたハヤシに対し、フミ（B, Vo, Syn）が冷静なツッコミを入れるというPOLYSICSらしいMCも繰り広げられた。

アンコールで彼らは、10月13日を「TOISUの日」として東京・新宿ReNYで結成19周年記念ワンマンライブを行うことを発表。そして「このツアー、アンコールはニューアルバムの曲とライブ定番曲とレア曲」というハヤシの言葉通り「BE Still。」「Boys & Girls」「ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ」、そして「SUN ELECTRIC」を披露して最終公演を締めくくった。

なお彼らは今回のツアーで、各公演のダイジェスト映像をバンドのYouTube公式アカウントにアップする企画も行ってきた。最終公演については6曲分のダイジェストと共に3人がライブを振り返る映像が公開されている。