とき宣3rdシーズン最終戦はかなみん祭り、夏は「びっちょりファイブ!!」

ときめき▽宣伝部の3rdシングル「むてきのうた」発売記念イベントツアー「ときめき▽宣伝部～3rd SEASON～『むてきなツアー』」の最終公演が、本日6月5日に千葉・ららぽーと柏の葉 センタープラザにて開催された。

1stシーズン、2ndシーズン、3rdシーズンと、シングルをリリースするたびにイベントツアーを行ってきたとき宣。6月1日発売の3rdシングル「むてきのうた」を携えての今回のツアーでは、5人が初のソロ曲を賭けてさまざまな対決を繰り広げる「わくわくどきどき▽むてきなソロ曲争奪グランプリ」も並行して実施され、本日の最終公演はその最終決戦の場となった。

「むてきのうた」のカップリング曲「レモンジュース」と「ビューティー」、2ndシングル「季節外れのときめき▽サマー」の「ドンウォーリー！」と3曲を歌い終えたところで、5人は「わくわくどきどき▽むてきなソロ曲争奪グランプリ」の最終決戦へ。これまでの総合成績は1位から吉川ひより、辻野かなみ、小泉遥香、坂井仁香、永坂真心という順位で、最終決戦の競技は「ビーチボール足で膨らませ対決」。足踏みポンプで早くビーチボールを膨らませるというシンプルな対決だ。結果は1位が総合最下位の永坂、最下位が総合1位の吉川という順序になり、総合成績は大きく動く。これにより吉川と辻野が同率1位となり、最後は2人がじゃんけんで対決。軍配は辻野に上がった。新曲「むてきのうた」の大サビに自分のパートがないことに「正直私のことを応援してくれている方を悲しませちゃうんじゃないかな」と不安を抱えていたという辻野は、目に涙を浮かべながら「それでも私のことを応援してくれださって本当にうれしかったです。ソロ曲も今ゲットすることができたので楽しみに待っていてください！」と感謝の思いを伝えた。

イベント終盤、5人は1人ひとりツアーを振り返り、坂井は「『むてきのうた』がすごくいい曲だったから、ふさわしい歌のうまさになりたくて家でずっとずっと練習してました。もっと歌いたい、踊りたいという気持ちにさせてくれた『むてきのうた』に感謝しています」とコメント。小泉は涙で喉を詰まらせつつ「1回1回のライブが本当にあっという間で、それは皆さんと一緒に充実した時間を過ごせたからだと思います。私は5人といる時間、そしてたくさんの宣伝部員（とき宣ファンの総称）さんといられる時間が本当に大好きです」と述べた。そして5人は最後に「むてきのうた」を熱唱。大サビでは薄曇りだった空に晴れ間が差し、彼女たちのパフォーマンスをドラマチックに演出した。

ライブのあとは、6月2日に17歳の誕生日を迎えた辻野を祝福する生誕祭コーナーへ。しかしメンバーが準備を進めていると突然スタッフが割って入り、「今日はお知らせがあります」と手書きの用紙を広げ、夏のイベント「ときめき▽宣伝部の ときめき▽夏のびっちょりファイブ!!」の開催決定を報告。イベントは全5公演で、7月24日は坂井の、8月11日は吉川の生誕イベントとなることが発表された。新たなイベント決定に大喜びの5人は、改めて辻野の生誕祭コーナーの準備を進める。辻野以外の4人がたわいもないトークでつないでいると、辻野は奥の控え室から自身のイメージカラーである青のドレスで華麗に登場。メンバーと宣伝部員から祝福を受けた辻野は、「メンバーにも内緒で練習してたことがあるんですけど、披露しちゃってもいいですか？」とトランペットを持ち、ディズニー映画「アラジン」のテーマソング「A Whole New World」をところどころ止まりながらも完奏した。宣伝部員から大きな拍手が送られる中、5人はさらにもう1曲、ニューシングルからのナンバー「100%▽オレンジ」を披露。辻野はドレス姿のまま客席に飛び出し、宣伝部員に笑顔を振りまいた。

夏のイベント「ときめき▽宣伝部の ときめき▽夏のびっちょりファイブ!!」は7月24日よりスタート。7月17日には東京・渋谷CLUB QUATTROでワンマンライブ「ときめき▽宣伝部 渋谷クアトロックオーン▽!! ～オルスタライブ Vol.1～」を行う。