AKB48のヒットソングメイカー、井上ヨシマサの1stソロ「JAZZ」復刻

AKB48のシングル曲を数多く手がける作編曲家、井上ヨシマサがシンガーソングライターとして1987年にリリースした1stソロアルバム「JAZZ」が、LoppiおよびHMV限定盤として本日3月23日に再発された。

井上が自身のルーツであるジャズをポップミュージックの視点でとらえ直し、ブラックコンテンポラリーやAOR、ボサノバなどさまざまな音楽スタイルで表現した本作。清水信之をアレンジャーに迎え、原信夫とシャープス・アンド・フラッツをはじめとする豪華スタジオミュージシャンとともに作り上げた1枚だ。収録曲「SlowDancer II」は小泉今日子のアルバム「今日子の清く楽しく美しく」への提供曲「Slow Dancer」をセルフカバーしたもの。「赤と金のツイスト」は田原俊彦がカバーし、阿久悠の作詞によるシングル「KID」として1987年1月に発表した。再発盤は最新のリマスタリングが施され、CDの帯は当時のデザインを再現した復刻仕様となっている。

アルバムのリイシューを記念して、4月10日には東京・HMV record shop 渋谷にて井上のトークイベントおよびサイン会の開催が決定。トークには復刻盤のライナーノーツを執筆した音楽ライター金澤寿和をパートナーに迎え、井上が自らピックアップしたレコードとCDを聴きながら「影響を受けた洋楽アルバム」にまつわるトークを展開する。