これは彼女が最新ミニアルバム「女子、ジョーキョー。」を携えて実施していたツアー「上京女子がゆくバンドツアー」の最終公演。当日はライブのほか、コレサワの作品ジャケットやミュージックビデオなどを手がけるウチボリシンペによる展示「れ子展」も行われた。
彼女はサポートバンドを従え、ミニアルバムの収録曲「シティーガール」でキュートにライブの幕を開ける。続けて「ショートカットに憧れて」「123」といったアップテンポなナンバーを元気いっぱいにパフォーマンスし、場内の温度を引き上げていった。3曲を終えたところでファンから「かわいいー!」と声が掛けられるコレサワ。彼女は「せやろ(笑)」と笑顔で返すなど、ファンとフランクにコミュニケーションを取っていた。
その後、彼女はアコースティックギターのアルペジオから始まる「ラビッシュムーン」、ファンとコール&レスポンスで盛り上げた「君のバンド」などの楽曲を緩急つけて披露していく。また「トーキョー」では東京タワーの写真、「最終電車」ではストーリー仕立てのアニメーションという具合に歌詞にあわせたビジュアルがステージ後方のスクリーンに映し出され、「コレシアター」というイベントタイトル通り視覚的にも楽曲の世界が表現された。
MCで彼女は「いい曲を書いてライブで褒められたいという思いはあるけど、これからもみんなを笑かしていきたい」と語る。また「上京女子の底力を見せたいと思って今回のツアーを回ったけど、1人じゃ無理だった。上京してウチボリさんやバッチグーなサポートメンバーたちに出会えて本当によかった」と今回のツアーを振り返った。そして彼女は「あたしを彼女にしたいなら」「シュシュ」をパフォーマンス。「シュシュ」では場内にたくさんの羽が舞い、幻想的な空気の中、本編が締めくくられた。
アンコールで彼女は前回の「コレシアター」を振り返り、「『次はWWWでやりたいなあ』と言っていたら1年3カ月後に本当にできてうれしい」と感慨深い表情を見せる。そしてこの日、自身の母親が大阪からライブを観に来ていることを明かし、母への思いを込めた「24才」をしっとりと歌唱。最後に「また明日からがんばりましょう!」とメッセージを送り、「わんちゃん」で明るくワンマンライブを終えた。コレサワが去ったあと、スクリーンにはツアーのエンドロールが流れ、映画のような演出でイベントの幕は下ろされた。
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コレサワ ワンマンショー「コレシアター 02」
2016年2月18日 WWW セットリスト
01. シティーガール
02. ショートカットに憧れて
03. 123
04. 真っ赤な爪と牛乳
05. ラビッシュムーン
06. 悪いユメ
07. シンデレラ
08. 君のバンド
09. トーキョー
10. 笑えよ乙女
11. 自転車
12. たばこ
13. 最終電車
14. あたしを彼女にしたいなら
15. シュシュ
<アンコール>
16. れ子の唄
17. 24才
18. わんちゃん
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