テゴマス1stアルバムに桜井秀俊、渡和久が楽曲提供

2009年6月5日 14:52 1 音楽ナタリー編集部

NEWSの手越祐也と増田貴久によるユニット「テゴマス」が7月15日に発表するアルバム「テゴマスのうた」に、桜井秀俊（真心ブラザーズ）、渡和久（風味堂）の書き下ろし曲が収録される。

真心ブラザーズとは？

YO-KINGと桜井秀俊によって1989年に結成。フジテレビ系「パラダイスGoGo!!」のコーナー「勝ち抜きフォーク合戦」で10週勝ち抜いたことをきっかけに、同年9月にシングル「うみ」でメジャーデビューを果たす。「モルツのテーマ」「どか～ん」といったナンバーがCMソングなどに採用され、そのフォーキーなサウンドが好評を博した。1995年リリースのシングル「スピード」以降は、それまでのイメージを払拭するようなロック＆ソウル色の強い音楽性へと移行。「サマーヌード」「拝啓、ジョン・レノン」「空にまいあがれ」など、数々のヒット曲を発表する。2014年、自らのレーベル「Do Thing Recordings」を設立。デビュー35周年を迎えた2024年、19thアルバム「SQUEEZE and RELEASE」をリリースし、全国ツアーを実施した。2025年には1月に自主企画「目黒フォーク村」、3月にビルボードライブ公演「ROMANCE DANCE」、4月に“MB's”による10人編成ライブ「熟成」などの開催が決定している。

風味堂とは？

2000年に渡和久（Vo, Piano）、中富雄也（Dr, Cho）、鳥口JOHNマサヤ（B, Cho）によって結成された鍵盤トリオ。地元福岡で支持を集めたあと、2003年に活動の拠点を東京に移す。同年4月にミニアルバム「花とりどり」をインディーズで発表。2004年11月にシングル「眠れぬ夜のひとりごと」でメジャーデビューする。2005年にはシングル「ナキムシのうた」が多数のFM局でパワープレイを獲得し、2006年にはシングル「愛してる」がオリコン週間ランキングのトップ10入りを果たすなど一気に人気を拡大させた。その後も数々のCMソングやドラマ主題歌を担当し活動の幅を広げる。キャッチーなメロディと渡の情感豊かな歌声、アグレッシブなライブパフォーマンスが魅力。デビュー10周年目に突入した2013年11月に、4年8カ月ぶりとなるアルバム「風味堂5 ～ぼくらのイス～」を発表する。

テゴマス待望の1stフルアルバムとなる本作には、大ヒットシングル「ミソスープ」「キッス~帰り道のラブソング~」「アイアイ傘」を含む全12曲を収録。通常盤にはさらにボーナストラックとして「雨のち晴れ」「チキンボーヤ」「MISO SOUP」が追加される。

桜井秀俊、渡和久、そして三味線プレイヤー上妻宏光といった個性豊かなアーティストが参加し、バラエティ豊かな内容となった「テゴマスのうた」。国民的スーパーアイドルを相手に、彼らがどのようなコラボを展開しているのか興味深いところだ。