己龍、新作「彩」を携え春に新たな単独巡業へ

己龍が3月2日にニューシングル「彩」（いろどり）をリリースすることと、3月13日よりワンマンツアー「彩 霞 蓋 世」を開催することを発表した。

これは1月8日に東京・Zepp Tokyoにて行われた己龍単独公演「FAMILY PARTY千秋楽-己龍編」の中で発表されたもの。このシングルはCD＋DVD仕様の初回限定盤AtypeとBtype、CDのみの通常盤Ctype、Dtypeの4形態が用意され、AtypeのDVDには表題曲のミュージックビデオとメイキング映像が、Btypeには「彩」のマルチアングルMVが収録される。2種類の通常盤にはそれぞれ異なるカップリング曲（タイトル未定）が収められる。またワンマンツアーは3月13日の神奈川・CLUB CITTA'公演から4月24日の東京・TOKYO DOME CITY HALL公演まで全国15カ所16公演が予定されている。

なおZepp Tokyo公演で彼らはRoyz、コドモドラゴンとの共作シングル「FAMILY PARTY」の収録曲「泡沫」でライブの口火を切り、「鬼祭」「十三夜」「鎮具破具」などアグレッシブな和洋折衷ナンバーを畳みかけた。また黒崎眞弥（Vo）は「ここは戦（いくさ）の場！ メス豚ども……荒ぶる感情をぶつけてこいや！」と毒舌混じりのMCで子龍（己龍のファン）を扇動。さらにアンコールでバンドはキラーチューン「九尾」など4曲を披露し、ラストの「叫声」では楽器隊による盤石の演奏に乗せて、黒崎が絶叫にも近い歌声を響かせた。