あゆみくりかまき、“尊GIG”でSuck a Stew Dryと白熱対バン

あゆみくりかまきが12月8日に東京・clubasiaにて、対バンライブシリーズ「あゆみくりかまき Presents 尊敬という名のGIG」の第4弾を開催した。

「尊敬という名のGIG」はあゆみくりかまきがリスペクトするアーティストを招いて、不定期で開催している対バンシリーズ。第4回となる今回はゲストにSuck a Stew Dryを招聘し、それぞれ白熱のパフォーマンスを繰り広げた。

あゆみくりかまきはHi-STANDARD「STAY GOLD」をスピンして、DJパートを開始する。その後彼女たちはKANA-BOON「フルドライブ」やキュウソネコカミ「ビビった」といった人気のロックナンバーをプレイし、会場に集まった大勢のまたぎ（あゆみくりかまきのファン）を盛り上げていく。またぎたちはメンバーのフルスロットルのパフォーマンスに負けず劣らず、全力でツーステップを踏んだり、モッシュを起こしたりと大盛り上がり。最後にスピンされた[Alexandros]「ワタリドリ」ではリズムに合わせてオーディエンスが連続でジャンプし、フロアを大きく揺らした。

ゲストのSuck a Stew Dryは「僕らの自分戦争」でライブを開始。バンドのパワフルな演奏に乗せてシノヤマコウセイ（Vo, G）は爽やかな歌声を響かせると、オーディエンスは掛け声や拍手をステージへと送る。メンバーは「今までやってきたどのライブよりも一番盛り上がってる！」と大喜びし、次々と楽曲を繰り出していく。あゆみくりかまきがDJで流している楽曲「ウェイクミーアップ」に突入すると、フロアはさらに沸騰。観客たちの大合唱を受けたSuck a Stew Dryメンバーは笑顔を見せ、「ウソやろ？ ワンマンのときよりも声が返ってくるぞー！」と感激していた。5人はラストの「モラトリアムスパイラル」まで全8曲を駆け抜け、颯爽とステージを去っていった。

あゆみくりかまきが再び登場し、「ナキムシヒーロー」でライブを開始するとフロアからは怒号のような歓声が沸き上がる。彼女たちは間髪入れずに「森森森」「ジェットクマスター」「鮭鮭鮭」とアグレッシブなナンバーを連投。3頭はステージ上を駆けまわりながら、全力でまたぎたちを盛り上げた。MCでくりかとあゆみは大ファンであるSuck a Stew Dryとの競演を喜び、まきはUstreamでライブを視聴している全国のまたぎに感謝の言葉を述べる。アンコールをやらないことを宣言してから始まった「心友フォーエヴァー」ではサークルモッシュが大発生。最後に「自分革命」を披露し、大合唱を巻き起こして「尊敬という名のGIG Vol.4」を締めくくった。

なおあゆみくりかまきはこの日のライブで来年春に1stアルバム（タイトル未定）をリリースすることと、3月7日に東京・TSUTAYA O-WESTにて「尊敬という名のGIG」の第5回を開催することを発表した。