飯田里穂が初ソロライブで感謝と決意、1stシングルは前山田健一書き下ろし

7月29日にアルバム「rippi-rippi」でソロアーティストとしてデビューした飯田里穂が、昨日11月15日に東京・新宿ReNYで初のソロライブ「飯田里穂 First Live rippi-rippi-rippi」を1日2回公演で実施した。この記事では第1部の様子をレポートする。

ひと足先にスタンバイしたサポートメンバーのガールズバンドが「Love Motion」のイントロを鳴らし始めると、「始まるよ！ みんな盛り上がっていきましょう！」と言いながら、飯田はステージ上手側からホワイトとライトブルーのスカートをふわふわと揺らしながら登場。「君まであともう少し」と歌いながら腕を伸ばしたり、「辛い時も頑張れたのは 君がいたからだよ」と歌いながら笑顔でフロアを指さしたりしつつ、伸びやかな歌声を響かせながら軽やかにステップを踏む。

彼女はMCで「出てきたときすごく緊張して、心臓が飛び出しそうだった……っていうか、むしろ一度飛び出して飲み込んだんですけど（笑）、こんなに集まってくれて、こんなに温かく迎えてくれて本当にうれしいです！」と会場のファンに感謝。笑顔を振りまきつつ、ジャジーな楽曲「永遠ほどじゃなくても」では大人っぽい雰囲気で切なげな思いを表現した。

中盤のMCで「7月29日にアルバムをリリースしてから4カ月……。リリースイベントや誕生日イベントがあったその期間は、私にとってすごく価値のあるものでした。1つひとつピースを集めて、やっと今日、パズルが完成したような感覚もあります」と話した彼女は、μ'sのメンバーでもある楠田亜衣奈が観客として見守ってくれていることを明かしつつ「まだ言えないけど、◯◯◯」を歌唱。会場から「OK! 自分らしく」という一体感のある合唱が沸き起こった。

「本番前は緊張や不安に押しつぶされそうにもなったけど……今、すごく楽しい！ 私は最初からなんでもできるタイプではないけど、常に前進して、これからもみんなと一緒に歩いていきたいと思います！」と言った彼女は、感謝と決意を込めて自身が作詞をした「7月29日」を本編最後に歌唱。さらにアンコールで「Hello Brand-new Girl」を歌い、初のソロライブは終了した。

なお飯田は、2016年1月13日に前山田健一の書き下ろしによる1stシングル「KISS! KISS! KISS!」をリリース。さらに2月24日に初のソロライブの模様を収めた「R5（rippi-rippi-rippi-rough- ready）」をBlu-rayとDVDで発売する。また1月9日には東京・渋谷CLUB QUATTROにてこのライブの追加公演を実施。4月には3カ所での公演も決定している。

※記事初出時、見出しに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。