10月6日、
楠田は10月7日にメジャー1stミニアルバム「First Sweet Wave」をリリース。デビュー前日に行われたイベントには、彼女を祝福すべく地階・噴水広場前の観覧エリアはもちろん、広場を見下ろす1~4階のバルコニーにも大勢のファンが詰めかけた。
割れんばかりの大歓声に手を振りステージに登場した楠田は、自身の好きなアーティストがイベントを行っていた噴水広場に立てたことについて「不思議な気持ちです」とひと言。しかし「イベントを開けたのも、無事1stミニアルバムを発売できたのも皆さんのおかげだな、としみじみと感じております」と、この日集まったファンへの感謝の言葉を続けた。そして「昨日、緊張で全然眠れなかったんですよ」「今もドキドキしています」と苦笑いを浮かべてから「First Sweet Wave」収録の自作詞曲「トドケ ミライ!」をパフォーマンス。序盤こそ緊張の色を覗かせていたものの、曲が進むにつれ、その歌声は先の言葉とは裏腹なものに。オーディエンスの「ハイ! ハイ!」コールを背にかわいらしく、また堂々たる声を響かせた。
改めて緊張していることに触れ「ノド渇いた」とステージドリンクに口を付けて噴水広場を笑わせた楠田は「デビューに向けて手探りながらに作業を進めていた当時の思いが込められている」と「トドケ ミライ!」の歌詞について解説を加えると「それじゃあもう1曲歌いたいと思います」と、アルバム表題曲を紹介。ひとヒネり効かせながらもヌケのよいアレンジにさわやかな歌声を重ねるも、大サビに差し掛かったところで涙ぐんでしまう。
それでもファンの応援の声と拍手に支えられて「First Sweet Wave」を歌いきった彼女は、時折目頭を押さえつつ「この曲はデビューという新しい挑戦へのドキドキやワクワクを歌詞にしていただいた曲で、この曲を聴くと声優デビューしてからの歩みや応援してくれる皆さんの顔が次々と映像のように蘇ってくる」と感極まってしまった理由を説明。続けて「これからもたくさんの思い出を皆さんと作っていけたらいいなと思ってます」と頭を下げると、さらなる拍手が集まった。
自らの涙とファンの声に照れた楠田が「以上です!」と締めくくったところでフリーライブは大団円。登場時と同じく歓声が巻き起こる客席エリアとバルコニーに手を振りステージをあとにした。
しかしその直後には楠田が手にした“ピコピコハンマー”でファンの頭を叩く“喝入れ会”なるイベントがスタート。ステージに舞い戻った彼女は、先ほどまでの涙はどこへやら。行列をなし、自ら頭を差し出すファン1人ひとりを満面の笑顔で“ピコピコ”と叩いて回っていた。
なお楠田は明日10月14日22:15~23:45に、auの音楽配信サービス「うたパス」に先頃追加された新機能「Listen with」を使ったイベントに出演。「うたパス」アプリ、「KKBOX」アプリのユーザーとともに、自身のオススメ曲を聴きながら、その曲に対する思い入れなどをテキストチャットで語り合う。現在音楽ナタリーでは彼女の「Listen with」イベント出演を記念して、イベントに対する意気込みや1stミニアルバム「First Sweet Wave」の制作秘話などを聞くインタビュー特集を公開している。 ※記事初出時より、写真を追加しました。関連する特集・インタビュー
Listen with 楠田亜衣奈
開催日時:2015年10月14日(水)22:15~23:45
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