GOOD ON THE REEL、リリイベで熱烈ライブ＆新作タイトルの秘密明かす

GOOD ON THE REELが6月3日に7枚目のミニアルバム「七曜になれなかった王様」をリリース。翌4日に東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにて今作のリリースを記念したミニライブを行った。

千野隆尋（Vo）の丁寧な挨拶を経て、ライブはアルバムのオープニングナンバー「夜にだけ」で幕開け。千野の深みのある歌声と岡崎広平（G）、伊丸岡亮太（G）、宇佐美友啓（B）、高橋誠（Dr）による熱量の高い演奏を受けてフロアは急速に熱を帯びた。

MCでは観客から「七曜になれなかった王様」の中でお気に入りの曲をアンケート形式で聞いたり、千野が作品タイトルついて言及する場面も。彼はアルバムタイトルの「七曜になれなかった王様」の“王様”は、“七曜”に入れなかった太陽系の中の“王”が付く星、天王星、冥王星、海王星を指していると語った。その後彼らはメロウなサウンドの「限りなく透明な」、どこか懐かしいメロディが印象的な「ドア」などアルバム収録曲を立て続けに披露して会場を沸かす。最後に「エターナル・サンシャイン」を熱演して5人はステージを下りた。さらにアンコールで彼らは2012年発売のミニアルバム「無言の三原色」より「シャワー」をパフォーマンス。千野の動きに合わせて観客たちも手を振り上げ、大盛り上がりのうちにライブの幕は下ろされた。

GOOD ON THE REELは7月に愛知、大阪、東京の3カ所で、それぞれツーマンとワンマンの2DAYS公演を行う。各会場の1日目公演に彼らはゲストバンドを招いており、7月14日の愛知・ell.FITS ALL公演ではねごと、7月22日の大阪・梅田CLUB QUATTRO公演では夜の本気ダンス、7月30日の東京・LIQUIDROOM公演では伊東歌詞太郎と競演する。このツアーではアルバム収録曲を主軸にしたセットリストでパフォーマンスが行われる予定なので、参加者は「七曜になれなかった王様」を聴いてライブを予習しておこう。