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ザ・なつやすみバンド、メジャー初ツアー終了「今後も変わらずやっていきます」

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「『パラード』リリース記念ワンマンライブツアー 春篇」最終公演の様子。(撮影:栗原論)

「『パラード』リリース記念ワンマンライブツアー 春篇」最終公演の様子。(撮影:栗原論)

ザ・なつやすみバンドが5月24日に東京・渋谷duo music EXCHANGEにてツアー「『パラード』リリース記念ワンマンライブツアー 春篇」の最終公演を行った。

今回のツアーは彼らのメジャーデビューアルバム「パラード」が3月にリリースされたことを記念して開催されたもの。この日のライブは中川理沙(Piano, Vo)、MC.sirafu(Steelpan, Trumpet)、高木潤(B)、村野瑞希(Dr)からなるベーシックな編成に、さまざまなゲストプレイヤーが曲ごとに加わるというスタイルで行われた。

まずは、あだち麗三郎(Sax, Percussion / 片想い)、宮下広輔(Pedal Steel)を加えた6人編成でライブがスタート。彼らは壮大かつドラマチックなオープニングナンバー「SEASONS」でオーディエンスを自らの世界に引き込むと、サンバやワルツのリズムが賑やかに行き交う「ユリイカ」、MC.sirafuの奏でるスティールパンの音色が心地よい「傘はいつも」、ニューウェイブ風のアレンジが施された「風の谷のナウシカ」のカバーなど彩り豊かな楽曲をテンポよく届けていく。

郷愁漂うサウンドに乗せて中川がはかなげな歌声を聴かせる「かぜまちライン」「echo」などの楽曲を経てライブは中盤に突入していく。ツアーの移動中にMC.sirafuがサービスエリアに置き去りにされたエピソードをMCで語り場内を和ませると、彼らはステージに古川麦(French Horn)、田島華乃(Violin)、ホナガヨウコ(Dance)を招き入れアルバムのタイトル曲である「パラード」を披露。ホナガの躍動的なパフォーマンスとも相まって、祝祭感覚あふれる楽曲の世界が会場全体に広がっていく。また、「S.S.W(スーパーサマーウィークエンダー)」では3人のちびっ子コーラス隊が登場し、バンドのテーマともいえる「♪毎日がなつやすみだったらいいのになぁ」というフレーズを元気いっぱいに歌い上げた。

その後彼らは、旅をテーマにしたという新曲「ハレルヤ」、中川の凛とした歌声が力強く響く「悲しみは僕をこえて」といったナンバーをプレイ。MC.sirafuが「なつやすみバンドはこんな感じで変わらずやっていきますんで、皆さんどうぞよろしくお願いします」と今後の抱負を述べ、アルバム「パラード」のラストを飾る「ファンファーレ」で本編を締めくくった。

アンコール1曲目の「サマーゾンビー」では再びちびっ子コーラス隊が登場して、陽気なサウンドに合わせてゾンビダンスを披露して会場を盛り上げる。最後にバンドは過ぎ去る夏の風景を繊細なタッチで描いた「なつやすみ(終)」を演奏し、ノスタルジックな余韻を場内に漂わせてライブに幕を下ろした。

ザ・なつやすみバンド「『パラード』リリース記念ワンマンライブツアー 春篇」
2015年5月24日 東京 渋谷duo music EXCHANGE セットリスト

01. SEASONS
02. せかいの車窓から
03. ユリイカ
04. (Raindrops Keep Fallin’ On My Head)~傘はいつも
05. めくらまし!
06. (春)はどこへいった?
07. 風の谷のナウシカ
08. かぜまちライン
09. echo
10. 鳥は舞いおりた
11. 君に添えて
12. パラード
13. ラプソディー
14. S.S.W(スーパーサマーウィークエンダー)
15. 自転車
16. ハレルヤ(新曲)
17. 波
18. 悲しみは僕をこえて
19. ファンファーレ
<アンコール>
20. サマーゾンビー
21. なつやすみ(終)

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