グループ魂新作は全曲“人名タイトル”、収録曲「でんでん」はアニメ主題歌に

グループ魂が7月15日にニューアルバム「20名」をリリースすることが明らかになった。

彼らがオリジナルアルバムをリリースするのは、2010年11月発売の「1！2！3！4！」以来約4年8カ月ぶり。過去に「竹内力」「チャーのフェンダー」「本田博太郎～magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!～」「中村梅雀」「欧陽菲菲」など実在の人名をタイトルに冠した楽曲を発表しているグループ魂だが、今回のアルバムは収録曲すべてが“人名タイトル”となっている。

収録曲のうちの1曲「でんでん」は、6月20日公開の映画「極道大戦争」のスピンオフアニメ「極道酒場でんでん～極道大戦争外伝～」の主題歌として使用される。「秘密結社 鷹の爪」などで知られるDLEが制作を手がけたこのアニメは、劇中ででんでんが演じる居酒屋の大将を主人公とした作品。でんでんは芸名の由来のひとつとなった「でんでん虫」にデフォルメされ、自ら声優を務めてシュールな会話劇を繰り広げるほか、主題歌「でんでん」にも参加している。このアニメは5月30日（土）よりGYAO!にて配信されるほか、映画チャンネルNECOでも6月5日（金）よりオンエアされる。

なお、アルバムのそのほかの収録曲などの詳細は後日発表予定。続報も楽しみにしておこう。

でんでん コメント

「でんでん」収録時に印象に残っているのは「みんなハッピーかい？」のセリフを録っているときに宮藤官九郎さんをはじめ、グループ魂のメンバーの皆さんがすごくウケてくれて。だから張り切っちゃった（笑）
短いレコーディングだったのに浮かれ過ぎて、のどを潰しかけちゃいました。
収録は一発OKだったんだけど、嵐のような5分間でしたね。
僕が主人公のアニメができるなんてありがたいんですが、観てもらわないと話にならないからね。
たくさんの人に観てもらいたいし、主題歌も聴いてもらいたい。
本当に出来上がりが楽しみだよね。