ハマ・オカモト、番組MCは「やりがいがある」フルコーラスへの思い語る

BSスカパー！の音楽番組「FULL CHORUS ～音楽は、フルコーラス～」の取材会が本日5月1日に都内で行われ、番組のMCを務めるOKAMOTO'Sのハマ・オカモト（B）とベッキーが出席した。

3月31日に放送がスタートしたこの番組は、毎回数組のアーティストを招き、それぞれの新曲や代表曲をすべてフルコーラスでオンエアするプログラム。放送開始から約1カ月が経過した現在の2人のコンビネーションについて問われると、ベッキーは「初回からいい感じでした！」と即答。ベッキーの答えにハマも「会話のテンポがいいなと思います。僕は『おはスタ』を観てた“ベッキー世代”ですから（笑）、前から知っているような思い込みもあったのかも」と応じた。

MCとして気を付けていることについては、ハマが「自分はゲストと同職なので、適当なことは言えない。緊張はしますが、ゲストの音楽的なバックグラウンドを引き出すことができたら、ほかと一線を画すことができるのかなと思っています」と自身の考えを明かす。彼の仕事ぶりにベッキーは「自分のMCはどうしてもバラエティの空気感になってしまう。ハマさんがアーティスト目線でマニアックなところを語ってくれるので、上質な音楽番組になっていると思います」と太鼓判。ハマは「向き不向きで言うと自分はMCに向いている要素があると思っているから、やりがいがありますよね」と充実感を漂わせ「ベッキーさんを見て勉強しています」と先輩への敬意を表した。

出演者の楽曲をフルコーラスで披露するという番組の根幹をなすコンセプトについて、2人はそれぞれの思いをアーティストの視点から語った。ベッキーは「そもそも楽曲ってフルコーラスですもんね」と述べ、ハマも「テレビサイズにした曲を覚えるのって、けっこう大変なんですよ。歌詞にしても、例えば本を読んでいて1章の次に5章を読んだりしないですよね」とコメントする。また彼は「聴き手としては“テレビサイズ萌え”っていう目線もあるんですよ。『こういうブレイクするんだ！』とかね」とフルサイズではない他のテレビ演出ならではの楽しみ方も提案し「それぞれ（の手法）を楽しんでもらえたらいいなと思います」と視聴者に呼びかけていた。